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「自立セラピスト養成」をつくったわけ⑥不思議な日、スクールをお願いされた

こちらの記事

の続き。
2011年頃、私は迷っていた。
自宅サロンをしながらアルバイトにも出ていた。
主人は同じ市内には住んでいて生活費は困らなかったが小学生の子どもの習い事もさせたかったし自分のスキルアップや楽しみのためにもお金はもっと必要だった。
アルバイトしていたのはサロンとは直接関係のないアパレルだったのでこのままで良いのか?とずっと悶々とした考えが巡っていた。

そんなとき、知り合いのセラピストさんが新しいメニューを構築するとのことで
「学びながら手伝いませんか?」というお話をいただいた。めったにないチャンスだから、気になるならやってみよう!という私の精神で説明を聞きにいった。
実家から通うのは遠かったが学ぶつもりで委託業務という形で仕事をすることになった。
そのセラピストさんに「ロミカさんもスクールやればいいじゃないですか」と以前言われたことがあって、もともと[教える]という分野に関しては得意ではあったが、あまり現実的には捉えていなかった。

ある日、アパレルのバイト仲間と話していたら「私違うことやりたいんですよね」と。
「エステとかマッサージとか興味あるんです」と。
私「え?私やってるよ」
仲間「教えてくれませんか?お金ってどれくらいかかるんですか30万とか?」
私「全然そんなかからないよ。まだやったことないけど考えてみるね」
仲間「お願いします!嬉しい♪」
という展開になった。
自分でも[考えてみる]と即答したことに少し驚いた。

それから数日後、ロミロミのご予約をくれたお客様Aさんがいらっしゃる日。初めましての方だ。

私は朝、今後のことを考えながらサロン準備をしていた。
時間が限られた中で子育ても満足にして、不安にならない収入と自分のスキルアップも・・・と色々な要素を総合的にみると
「やっぱり業務委託をお断りしてスクールをやってみよう!」という結論が自分の中で出た。
すぐに知り合いのセラピストさんに説明のメールをした。
送信し終わり「よし!」とちょっとスッキリした感覚だった。そしてちょうどA さんがいらした。

施術し終わってからお茶を出すと
「初めて会って突然で申し訳ないのですが・・・ロミカさんにロミロミを教えてもらいたと思って来たのです」
と!!!!!!!
Aさん、ここ数ヵ月の私の心の中を見てました???
しかも私のロミロミ受けるの初めてですよね???
心の中で叫んでいた(笑)

「実は他にも言われていてやろうかなと思っていたところなんです」
私もそれに対して即答できた。

Aさん「ぜひお願いします!!他の人のところにも行ったのですがなんかしっくりこなくて。」

私「わかりました。コースを決定したらお知らせしますね」

Aさん「良かったー」
と帰っていかれた。

そこからスクールが始まったのだが、なんとこのバイト仲間とA さんはお二人とも、私のサロンの隣の市内でご自宅が車で5分くらいの距離だった。
仲よくなってそこから一緒に練習会をしたりするようになっていた。

いつも私の転機にはミラクルがやってくる。

なぜかはわかりません(笑)
でも明確なのは、自分の感覚を最優先すること。
条件で決めないこと。
それが潜在意識に届いて現実を動かすのだと思う。

実家サロンからマンションを借りる話はまた後日♪




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