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ハワイに住んでいる人の収入はどのぐらい?

今年2月のオアフ島の一戸建ての中央価格は$917,500でした。日本円にすると1億円以上です。

中央価格が1億円以上! ハワイの人は一体どのぐらい年収があるの?

聞いてみたくもなる質問ですよね。

アメリカの国勢調査の結果によると、2019年の1世帯あたりの年収の中央値は$85,857(約950万円)でした。

不動産目線から違うデータベースを見てみましょう。

ハワイ州政府は、ローカルの人たちが購入できる価格帯の住宅(アフォーダブル・ハウジング)の供給に力を入れていますが、この住宅は、ハワイ州に住んでいて、高額資産を持っていないことや、収入がある一定の範囲内であること、などを条件として、市場価格よりも低い値段で提供されます。

この収入制限の計算に使われる数字は、Area Median Income (AMI)と呼ばれ、米国住宅都市開発省が定める、その地域の中間収入額です。

下記は2020年のオアフ島のAMI(中間収入額)です。

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この表を見ると、単身の場合のAMI(中間収入額)は、$71,100(約787万円)です。

$67,500(約747万円)以下は「低所所得」(Low Income)となり、「非常に低い収入」(Very Low Income)は$42,200(約467万円)以下、「極端に低い収入」(Extremely Low Income)とされるのは $25,350(約280万円)以下となっています。

やっぱりかなり高いんですね。

逆に、このぐらい年収があっても、購入できる価格帯の住宅が不足しているということなんですね。

ハワイは外部からたくさんの資本が入ってきています。富裕層の多い市場です。

その中でローカルは結構苦労しているのです。。。


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