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愛のかたち

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ウェディングプランナー歴15年。これまでお手伝いしてきた500組以上のカップルの様々なLovestoryを紹介♡
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#日記

特別な言葉

始まりは二人の物語のようなお話から、、、 今この世に生きている人と人が出逢う確率は1000万分の4。つまり250万分の1だそうです。検索したらそれは例えると、懐中時計の部品をぜーーんぶ海へ投げこんで、全部拾って元に戻す位の確率らしいです。 もしも父が庭にオリーブの気を植えなかったら? もしもあの時イタリアに行ってなかったら? もしもイタリア語教室に通ってなかったら? 新郎様はオリーブを詳しく学ぶ為にイタリア語を学びに。花嫁は大好きなイタリアをもっと楽しむ為にイタリア語を

扉の先

ずっと気になっていたのは新郎様の反応。 どうも結婚式をしたくなくて重い腰を上げてくれない。なんとか話をしてくれないでしょうか??と、花嫁の悩みからスタートした結婚式準備でした。 花嫁は自然の中で結婚式を挙げたい希望があったので、ワイナリーをご紹介しました。 初めてお会いした時の二人の印象は、 花嫁はずっとニコニコ。保育士さんでしっかり者。かける言葉が神レベルで優しい、とっても穏やかな方。 新郎様は人見知り。家業を継ぐ自営業の方で、質問にはハイ、いいえ、頷く、くらいでポーカー

『今、逢いに行きます』企画

ウェディングプランナーのお仕事をしていて、 よくお客様の声で耳にする言葉があります。 “結婚式にどうしてもこれないゲストがいます” 仕事の休みがとれなかったり すごく遠くに住んでいたり 直前で交通機関がとれなかったり 怪我をしていたり ご高齢で来れなかったり、と 様々な理由があります。 お客様の反応は人それぞれで、 “仕事休んでほしーーぃ😭”って吐露する方もいれば、”仕方ないよな😔”って我慢をこらえる方もいます。少なからず、寂しい気持ちを感じております。そのお話の時は、

母が選んだウェディングドレス

友人の紹介もあり、姉のように慕ってくれた花嫁のお話。 花嫁の家族の事色々聞いてたから、心がなぜかソワソワ〜ってして、最初からドレス見学にはついて行く事に決めてました。 初回ドレス見学直前に、花嫁母も見学に来てくれる事になったので、私は辞退する旨伝えたら”来て欲しい”とリクエストがありました。 初対面の花嫁母と一緒のドレス見学になりました。 ”どれがいいと思う?”って、 母ではなく、私にたずねる花嫁。 「こっちもいいけどこっちもいい」って 少し手探りに返答した事覚えてます