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プロジェクトマネージャー1ヶ月目の学び

2022年1月より都内Web制作会社にて主にPMとして勤務している、WAKA(@wakachan_web)です。

毎日吸収することだらけな職場で試用期間1ヶ月と半分・・も過ぎちゃって、だいぶ遅くなりましたが、月報として1ヶ月目の学びを書き記していきます。

読み進めていただく前に、筆者の簡単な経歴を紹介します。

インテリア販売員(約2年半)→インテリア系ECサイトで運営・制作アシスタント(約2年半)→WebスクールでWebデザインを学ぶ(約1年)→Web制作会社でデザイナーとして勤務。主にコーポレートサイトのデザインとコーディングを行う(約1年)→憧れのWeb制作会社にてプロジェクトマネージャーとして試用期間中(イマココ)

というわけで、プロジェクトマネージャー(以下PM)ってなあに?状態から勤務スタートしていることを踏まえてお読みください。

PM業務ってなあに?についての学び

当初PMの仕事って何するの?と考えたときに、スケジュール管理したり、進捗管理したり、クライアントとリレーションを行なったり…と具体的なタスクは浮かぶけれど、そもそもPMって何のために存在するのかがよく分かっていない状態でした。

そんな私にスコーン!!と響いた言葉がこれです。

PMの仕事は不確実なことを一つずつ確認して明らかにしていくことである!

最短距離で目的達成を目指すべく、曖昧な箇所を洗い出し、明確になるまでクライアントとしっかりリレーションを行うこと。そして、確定事項を社内チームにしっかり伝え、社内外で共通認識を持たせること。

そのためにPMという職種があるのだ!…と、PMの仕事をされている方には何を今更という大前提だと思いますが、私には大きな気付きでした。

そして、間違っていた認識がもうひとつ。

クライアントは一緒に作っていくパートナー。変にへりくだる必要は無し!

今までは、百貨店での接客業が長かったり、以前勤務していた制作会社でも、割とお客様(クライアント)の言うことは絶対!のような空気感に身を置いていた私。

クライアントの意向はできる限り汲み取って実現させることがマストだと思っていたし、なるべく質問をせずに解釈しないと失礼にあたるのでは…と思っていた節がありました。

しかし、それは最短距離でゴールを目指すという目的からは離れてしまう行為。

クライアントとはお客様は神様だ!精神ではなく、共に創り上げていくパートナーという認識で接するのが吉であるという学びを得ました。

クライアントの要望も文脈を汲み取れればそれに越したことはないけれど、分からなければすぐ聞いてよいし、要望を鵜呑みにせず言われたからやる、と言う作業は避けなければいけない。

デザインのフィードバック(以下FB)をいただいた時も、クライアントはデザインのプロではないので、FBの意図がKPI(=サイトの目的)から逸れる修正やそもそもよく分からない事項については、積極的に聞き返していいし、こちらのデザインの意図をちゃんと伝えて、そのFB通りにすると良くないよ〜ってことも伝えてあげることが大切だし、それが共に作っていくことなんだと学びました。

基本的なことですが、最短距離での目的達成のために大事なことだと改めて気付けたことでした。

議事録の書き方の学び

重要なポイントが把握しきれず、ついダラダラ書いてしまいがちな議事録。

参加したMTGで議事録を書いてフィードバックをいただき、そこで得た学びを記します。

1.全て箇条書きで記す

議事録に書くテキストは文章にしないで箇条書きで書くこと。

文章で書くと読み込まないと理解ができない&読み手によって文脈の捉え方が異なることもあるため、重要なポイントがしっかり入ってくる箇条書きで書くことが大切。

2.アジェンダは目次のような存在

その日のMTGの目次のようなもの。事前に用意しておくのがベストだが、用意がない場合(そこまでの規模感ではないMTGの時など)は削除でよい。

3.リンク先の記述

資料添付など参照リンク先がある場合、URLをただ貼り付けるのではなく、何の資料に飛ぶか記載してテキストリンクにしてあげると読み手側に親切。

4.ネクストステップの明確化

このMTGで何が決まってその課題に向けてまず次にすることは何なのか、それを誰が、(決まっていれば)いつまでに行うのかを、議事録の最後に記してMTG参加者全員に共有すること。

そして、一番大切なのは

議事録を書くことを目的にしないこと

議事録はまだ記憶が新鮮なその日のうちに参加者の認識に齟齬が生まれないよう、確認するためのもの。鮮度が大事なので時間をかけ過ぎない!

プロジェクト参加者全員の認識を同じにすることがイコール最短距離でゴールを目指すことにもつながることに改めて気付かされました。

業務外での学び

価値を可視化することにこだわる

価値を可視化、ってダジャレみたいですけど・・

可視化することでめちゃくちゃアゲだなぁ〜!と思っている社内の取り組みをご紹介します。

1.日々の日報でアゲ!

毎日業務終わりに日報を書くんですが、今日行った業務内容以外にも、問題に感じたこと、逆にこの取り組みは良かったと思ったことを書きます。

それから自分以外の今日GOODな行いをしてくれた人を記載します。これがアゲ〜〜!!!

自分の名前が書かれていたらすごく嬉しいし、フランクにチームメンバーに感謝を伝えられる場でもあります。

やっぱり褒められながら仕事したいですよね・・(褒められて伸びるタイプ)

このGOODがあるので早めに上がった時も日報チェックしちゃってます。

2.週1の1on1でアゲ!!

毎週行う1on1にて、私は主に「挑戦したいこと、挑戦中のこと、達成できたこと」を軸にして話をしているのですが、これが頭の整理にとても良いです。

漠然と思っていることをテキストに起こすのと、雑談ベースで相談させていただくことで、そんな風にトライしていけばいいんだ!と毎度スッキリした気持ちになります。

そして、挑戦したいことを決めるポイントは、ライトな目標を定めること、他者が評価できる内容にすることです(私が最初なかなか出来なかったんですが・・・)

極論ですが、例えば「かっこいいデザインが作れるようになる!」ってすごく漠然としているし、かっこいいの基準って人によって違うし、何ならデザインの巨匠たちも未だそう思っているだろうし・・・ってことです。

それよりは具体的なプロジェクトごとでポイントを絞ってライトな目標を立てたほうが、評価もしやすいし、何より達成するまでに時間がかからない。

そう、この1on1のアゲポイントは、達成できたことがどんどん積み重なっていくのを可視化できることにあります。

RPGでよわよわな主人公が徐々に経験値を上げていくような、今の私は日々そんな気持ちです。経験値も武器も少しずつゲットして、最初の村のボスを倒すこと(試用期間無事終了)をまず目指します!

以上、1ヶ月目の月報でした。

2ヶ月目は、業務にも少し慣れてきたのですぐに投稿したい気持ち…です。


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