方言ミュージカル「ヒーヌムンの生まれた海」稽古日誌#9

2020年11月16日(月)18:30~21:00 於:あしびの郷ホール

11月7日に島内に1例、新規コロナ感染者が確認されたため、8日からの稽古を中止していました。それから濃厚接触者全員へのPCR検査がおこなれて、すべて陰性と判明したので、11月16日から稽古を再開しました。

歌の稽古
メインキャストの歌をまた一つ覚えました。楽しげなジャズナンバー。

ストレッチ・発声練習
足首から膝、股関節、腰、腹、胸、肩、腕、首、顔、と下からだんだんとほぐしていきます。次回からは、19時に始まる稽古の前までに各自でストレッチをしておくことにしました。
発声練習はいつも通り。

新しい歌を覚える
今日はもう1曲、新しい歌を覚えました。壮大な雰囲気と美しいハーモニーで彩る名曲がまた一つ生まれました。

方言レッスン
このミュージカルの要である、「方言」のレッスンが始まりました。
みんなで輪になって方言台本を片手に読んでいきました。
まずは方言ネイティブの方がセリフを読んで、その後に同じセリフを役者が繰り返す、という形ですすめていきました。

方言台本は、すべてひらがなで書かれていて、分かち書きという形で書かれています。例えばこんな感じ↓
方言:「えらぶぬ うだかぬ しまに うとぅるしゃ うーど がじまるぬ ひーぬ あたん。 いちむ わらんきゃぬ よーてぃ あしどぅたんとぅ しまぬ むんきゃわ 『わらびぬひー』でぃち あびとぅたむでぃさ。」
日本語:「おきのえらぶじまの どこかの あざに とても おおきな がじゅまるの きが ありました。 いつも こどもたちが あつまって あそんでいて あざの ひとたちは 『わらべのき』と よんでいました。」

まるで絵本やファミコンのゲームみたいな感じですが、これを声に出して読んでいくと、意外としっくりきます。

今日はほとんどの人が方言を聞く側になってしまっていたので、次回からは参加者の皆ができるだけ方言に触れられるようにしたいと思います。

というわけで、今日はここまで。稽古が再開できて本当によかったです。

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