方言ミュージカル「ヒーヌムンの生まれた海」稽古日誌#10

2020年11月19日(木)18:30~21:00 於:あしびの郷ホール

歌稽古
主人公の歌、ヒロインの歌をキャストに伝えて、覚えてもらいました。

発声練習
ストレッチは各自19時までにすることにして、発声練習をみんなですることにしました。
ひとりひとりの一番大きな「あー」を聞きながら、丁寧に見ていきました。
続いてみんなで「あえいうえおあお」の発声をしました。

みんなで歌稽古
発声練習をしてから、いくつかの歌をおさらいで練習。さらにもう一曲覚えました。歌はとても愉快です。

方言レッスン
4つのグループに分けて、6~7人でやりたいシーンを決めます。
各グループに1~2人いる方言ネイティブの方に指導してもらいながら、30分声に出しながら読んでいきます。どれだけ読めるようになったか、みんなの前で発表します。さらに10分各グループで練習して、みんなの前で発表します。

声の小さい人、声は大きくても方言に妙な癖がある人、みんなそれぞれに改善するところはあります。と同時に、みんなそれぞれによかったところがあります。
おもしろいのは、えらぶの方言にも「賢そうな小学生の変なしゃべり方」があるということを知りました。何かのスピーチ大会で小学生が作文を読むときの、あの変な抑揚が沖永良部の方言にもあるらしいのです。
パッと見、あるいは方言に馴れていない人には「大きくてはっきり喋っている」ように見えるのですが、これがネイティブの方言スピーカーからは気持ち悪くて仕方ないようです。
これをいかに本番までにクセをとって発表できるか、方言指導だけじゃなく、演技そのものの指導にかかっています。

さ、面白くなってきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?