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ハワイの旅の記録*1996年--カフルイからカアナパリへ

【Hawaii Travelog-3】1996/8/9~18

セピア色の古い旅話に色をつけ再び花を咲かせましょう、と言う自分以外には面白味のない旅の記録です

マウイ島着

ほどなくカフルイ空港に到着。初めてのマウイ。乾いた空気と少し埃っぽいような地面。嫌いじゃない。

ノープランだったのでレンタカーも予約せずに来てしまいましたが、無謀でした。特にミニバンなんて人気車種なのであるはずもなく。何社かあるレンタカー会社をトライしてもどこも同じ。現地調達はできるかもと思っていたのが甘かったようですね。仕方がないのでタクシーでカアナパリを目指しました。

カアナパリを目指して

大きなスーツケース3個と私たち7人を乗せて、ミニバンタクシーは一路カアナパリを目指して走ります。

マウイ島は左を向いた女性の上半身のような形で、そのちょうど首の後ろにあたる部分がカフルイ、付け根部分に空港があります。そこからカアナパリへは首(笑)を横断して島の西側へ出ます。ちょうど喉のあたりがマアラエア湾で、青い海が目に飛び込んできます。穏やかに広がる海はホノルルのそれとはまったく違う印象です。

旅行記用の手書きのマウイ島

マアラエアから右に進路を取ると目指すカアナパリで、ここからは海岸線を北上します。海岸は岩場が多く、砂浜はあっても幅が狭く短い感じ。視線を遮るような高い建物のない長閑な景色が展開します。と、街に入りました。古き良き時代の面影の残る街、ラハイナです。ラハイナを過ぎるとホテルが見えてきます。ワイキキのように林立するホテル群では到底ありませんが、それでも今までの風景とは一変してリゾートの様相を呈しています。鯨のロゴと"Kaanapali"の看板に歓迎されつつ、タクシーはKaanapali Aliiのフロントに到着しました。

Kaanapali Alii

義姉夫婦はそのままThe Whalerへ、私たちKaanapali Alii組5人はフロントでチェックイン。日本人ゲストのために日本語を話すスタッフが2名いて交替に勤務しているとのこと。初めてのネイバーアイランドで不安に思っていたところでしたので、日本語での応対はありがたいものがありました。

Kaanapali Aliiは、フロントの小さな建物を中心に4棟が海に向かってハの字型にプールを挟むように建っています。私たちが案内されたのはビーチ寄りの棟の6階、623号室でした。建物の中は静かでホテルのような華やかさはありませんが、逆にそれが「住んでいる」と言う感覚になります。これは、期待を裏切らないどころかそれ以上を予感させるコンドミニアムのようです。

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