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ハワイの旅の記録*1991年--【初ハワイ】Ala Moana Shopping Center

【Hawaii Travelog-1】1991/8/9~17

セピア色の古い旅話に色をつけ再び花を咲かせましょう、と言う自分以外には面白味のない旅の記録です


ハワイを語るのに外せないのはやはりここ、Ala Moana Shopping Center。約200店舗が収容されている世界最大規模のショッピングセンターで(当時)、Liberty House、Sears、Woolworth、J.C. PennyやShirokiyaといったデパートの他、各種専門店、ブランドショップがズラーリ。今回の滞在中よく利用したのは、リバティハウス、白木屋、ディズニーストア、クレイジーシャツ、そしてフードコートです。


Liberty House/リバティハウス

リバティハウスはハワイの老舗高級デパートで、ここの紙袋を提げていることは一種のステイタスでした。高級と言っても格式ばった敷居の高いものではなく、居心地のいい空間でした。ハワイへ行くたびにここで買い物をしていたわが家ですが、ちょうど"Back to School"のセールをやっている時期に出かけていたので、特に1階にある子供服売り場にはお世話になりました。

また、1階にはRalph Laurentのコーナーがあり、ここでポロシャツを購入しました。アラモアナセンターの2階にはショップもありますが、そちらはいつも混んでいて買い物がしづらいのですが、ここの売り場は空いていてゆっくりと買い物ができました。ただし、ここではあの紺地にゴールドのPOLO文字が光るバッグには入れてくれませんが。

この売り場の蝶ネクタイがお洒落なおじ様スタッフは気配り上手で接客もスマートでした。インド系の客にブレザーを見立てていましたが、こちらがポロシャツを何枚も持って悩んでいるのを見るとすかさず声をかけてくれました。手にしたスモーキーな色のポロを指して、それは新色で何度洗濯をしても色褪せしないのでおすすめ、でも白は一番ベーシックな色なので自分だったらまず白を買う、とアドバイスしてくれました。先ほどのインド系紳士も、彼はベストアドバイザーだと口をはさんできました(笑)すっかりその気になり、彼のおすすめの新色や白などのポロシャツを4枚も買ってしまいました。ちなみに、ポロシャツは$52.50でした。

Crazy Shirts/クレージーシャツ

あのクリバンキャットの描かれたTシャツで日本でも有名なお店。Tシャツだけでなく、トレーナーやショートパンツ、帽子や靴下等の小物も扱っています。日本人観光客がほとんどの店内では、何枚も購入する客を相手に店員が流暢な日本語で応対しています。

かくいう私もそんな何枚も買う客の1人でした。初めてのハワイということもあり、自分たちが着る分に加えお土産にと購入したTシャツは"12枚買うと1枚ゲット"という特典もしっかりと受けたほどの大量買い。

でも、ここのTシャツのクオリティは高く、生地がしっかりとしていて何度洗濯をしても撚れず、首回りも伸びません。某H社製のTシャツはあっという間に首回りがだらしなく伸びるし、3枚でいくらというTシャツなどは脇の縫い目がなぜか斜めになってくるのですから。当時の値段は、大人のTシャツが$18、子供のTシャツは$14でした。その後、買うたびに値上がりしていてびっくりすることになるのですが‥

Disney Store/ディスニーストア

日本未上陸のディズニーストアへは、ぜひ行きたいと思っていました。アラモアナセンターにもパールリッジセンターにも店舗があり、気の利いたお土産を探すのにも楽しいお店でした。今回は、Bib(よだれかけ)$3.50やプレースマット$3.50、音の出る絵本(Sound Book) $19.95などを購入しました。わが家は男の子と言うこともあり(いや、男の子でも大きくなってもディズニー好きな子はいますが)、3年後の2度目のハワイで再訪後は縁遠くなってしまいました。

ちなみに、ハワイへ行った翌年の1992年に日本でもディズニーストアがオープン、日本橋高島屋のショップには一度足を運びましたが現在は閉店しています。

Makai Market Place/マカイマーケットプレイス

忘れてはならないのがMakai Market Place。1階海側(海=Makai)に位置するこのフードコートには何度もお世話になりました。何百席もあるテーブルを囲むようにたくさんの飲食店が並び、その種類もピザあり、ハワイのプレートランチあり、日本蕎麦あり、中国、韓国、タイなどの国の料理を提供するお店など。

イートインも気兼ねなく

よく利用したのはタイ料理のお店。サティと言う焼き鳥風の串がなかなか美味で、スパイシーな味付けのこの串焼きはビーフかチキンから選びます。Cafe Little Siamと言うこのタイ料理のお店は、入れ替わりの多いフードコートにあってこの後もずっと変わらず営業を続けています。これってすごいことだと思います。

余談ですが‥今では水は「買って飲む」のも当たり前になっていますが、当時はそんな習慣のなかった私たちは、「1 Evian」などとミネラルウォーターを注文している主に欧米人を不思議に思ったものでした。私たちはと言えば、センター付近にあるLet's Make a Daiquriと言う店でビールをオーダーしていました。

Shirokiya/白木屋

アラモアナセンターのリバティハウス側にある日本のデパートです。在住日本人やロコをはじめ観光客にも人気の入りやすいデパートだったと思いますが、2016年にクローズしてしまいました。アラモアナへ行くと結構立ち寄っていたので残念です。

さて、中型スーツケース(しかも義姉から借りていた)1つでハワイに来た私たちでしたが、帰るころにはすっかり荷物も増え、いや増えすぎでしょうと言うくらいに買い物をしました。Tシャツだけでも10枚以上、ポロシャツは7枚、その他子供のおもちゃやお土産等々‥この増えた荷物を入れなくてはなりません。と言うことで、白木屋でセールをしていたSomesoniteの特大スーツケースを$150で購入することとなりました。

ちょっとお疲れ気味の様子

アラモアナ界隈を自分がすっぽりと入ってしまうくらいのスーツケースを息子がゴロゴロと押して歩く光景は人目を引いたようで、「Oh! Strong Boy!」などと声を掛けられました。

今思えば、この初ハワイですでにわが家のパターンは確立されていたのかもしれません。洋服をしこたま買い込み、特大の鞄を買い、パッキングと格闘し、空港ではHeavy Tag‥がお約束となりました。

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