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情熱を持てる仕事とはなにか

私の今年のテーマのひとつに、「情熱を持てる仕事とはなにか」を言語化したいというものがある。

1日の大半を占める仕事という時間。この時間を私はめいいっぱい楽しみたいし、充実したものにしたいと思っている。
だからこそ、単なるお金稼ぎのためや、求められているからやる、といった受け身ではなく、主体的に、情熱を持って仕事に取り組めたらと思っている。

社会人生活も10年目を迎え、これまでの経験の中ではそういった情熱を持って向き合えているときもあれば、そうでない時もあったと思う。
そんなアップダウンも経て、だんだんと自分の中でも共通項や法則のようなものが見えてきたような気がしている。
そういったものを言語化して明確にすることにより、意識的にそのような環境に身を置くようにしたり、自ら環境づくりをしていけるのではないかと思った。


そもそも情熱とは何か?

辞書を引くとこう出てくる。

ある物事に向かって気持ちが燃え立つこと。また、その気持ち。

goo辞書

なるほどなるほど。
そして私がいまぼんやりと描いている「仕事に情熱がある」の定義は

仕事がとても楽しくて、夢中になっている状態。

と置いていると思う。

そんなこんなで、過去の仕事を振り返ってみて、「楽しくて夢中になっていた時」と「そうでもない時」を具体的なシーンで思い出しつつ、その要素をピックアップしてみた。

楽しくて夢中になっていた時

・組織に貢献できていることを感じられている時
・成果が出ている時
・仲良い人、尊敬できる人、好きな人と一緒に取り組んでいる時
・自分の働きかけによって、誰かが元気になったり、変化したことを感じられる時
・時間ややり方など、自分がコントロールできるものが多いとき
・1on1や、面談をしていて、相手の理解が進んだり、自分のことを相手に理解してもらえたと感じた時
・講演やワークショップの講師として、受講者に何かを教えているとき
・チームで何か達成した後の打ち上げの時間
・仲の良いチームで、意義あると感じれる高い目標達成に向けてみんなで試行錯誤をしていた時
・自分の組織がよりよい組織になるための組織施策を考えたり、実行しているとき

そうでもない時

・できない、難しいと思うことに取り組んでいる時
・相手から求められていないと感じられる時
・成果が出ていない時
・組織に貢献できていないと感じる時
・高い目標を追いかけているとき(達成までの道標が見えていないとき)
・仲良い人、心を許せる人、尊敬できる人がいないと感じる時
・自分の行動を求めていない人に対して、行動喚起をする必要がある時
・自分がいいと思えていないものを勧める必要がある時
・自分でコントロールできるものが少ない時
・やらなければならないという強制感を強く感じる時
・締切が近いものが多くて、追われているように感じて余裕がない時
・人間関係がうまくいっていない時
・一人でPCに向かって作業している時
・8時からなど、朝早いミーティングの時
・お昼ごはんや夜ごはんの時間がとれないくらいの忙しさの時

こんな感じだろうか。

書いてみての気づきとしては、○○に携わること、というようなWhat(何を)よりも、「仲間がいて、自分がやりたいことで、それをやる能力があって、自分のペースで取り組めている」というようなWho(誰と)・How(どうやって)が多くでてきているなーと思った。

Whatとしては、
・1対1の面談などの話すこと
・講演やワークショップ講師などの教えること
・人や組織がさらによくなるために考えたり、関わったりすること

このあたりがやっぱり私は好きらしい。

キャリア的にもずっと人材・教育系に携わってきて、人の成長や変化を見ることにとてもやりがいを感じるので、これからも突き詰めるのもやっぱり対人支援系の分野なのかなと思っている。

情熱を持てる仕事とはなにか

改めてまとめてみると、私にとっての情熱を持てる仕事とは、

自分の組織をよくすることや、人の変化や成長に近い距離で関わることができて、その能力があって、共に頑張る仲間がいて、自分のペースで取り組める仕事

という感じになると思う。
うん。

・「この組織をよくしたい」「この人の成長に関わりたい」という対象を見つけること
・仲間を見つけること
・組織や個人の変化や成長を助けることができる知識やスキルを身につけること
・自分のペースで取り組めるような能力を身につけること

このあたりを自分としては磨いていけたらと思う。

・10億円すでに持っていたとしても、やりたいと思える仕事
・仕事時間自体が楽しくて幸せに感じられること

そんな仕事と30代は共にしていきたいなーと思っている。

あなたにとって、情熱を持てる仕事とはなんですか?
いま目の前の仕事に対して、どんな思いを持っていますか?
どんな風に働けたら、あなたは幸せだと感じますか?

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