ヒプマイアニメに広がる困惑に困惑している話

あ、お気持ち短文noteです。

ヒプマイアニメ化おめでとうございます。ありがとうございます。なんか結構ギリなワードとか表現があるんで絶対アニメ化しないと踏んでたんですが無事しましたね。いいことです。

で、ようやく一話を観ましたが、私の感想は

カレー屋でカレー頼んだらものすごく美味しいカレーが出てきた!ありがとう!めっちゃ美味しい!

これに尽きます。このnoteは感想文ではないので、私の感想はこれでおしまいです。

んですけど、なんか、TLにポロポロ流れてくる感想を見るになんかそういう雰囲気じゃなさそうなんですよね。先んじて言っておくと、悪評というわけではないです。コレジャナイという怒りを感じるわけでもないです。そうじゃなくて、

カレー屋入ったら抹茶白玉クリームスパゲティが出てきたんだけど、何?(困惑)

みたいな。

ええと。私はですね、ヒプマイがアニメ化したらこうだろう!というものがハイクオリティで出てきたのでこれこれ!これだよ〜!ありがとう!という気持ちなんですが、もしかして、私のヒプマイ感がおかしい…のか…?楽曲はどれもガチで素晴らしくて、キャラもみんな魅力的で、でも基本的にはトンチキホビーアニメ、というのが私の認識だったんですが、アレ、なんか、もしかして、みんな違うの…?

いやいいんですよ、作品の受容の仕方は人それぞれですし、私の感覚は私のものですし人の感覚は人のものです。いいんですそれで。いいんですけど、なんか、そんなにズレてたかな…?と困惑している次第です。

とはいえ原因は大体わかってます。私のオタク遍歴は爆走兄弟レッツ&ゴー!!に始まり、遊戯王シリーズを経由して(一旦テニスの王子様を通り)イナズマイレブンをくぐってバトスピとヴァンガードに辿り着いた…という感じなので、このテのコンテンツの文法は体に染み付いているのです。神宮寺寂雷が「君も男ならラップできるだろう?」と言った瞬間に即座に理解しました。これはホビアニだ。
なお、ここで言う「ホビアニ」は現実世界では単なるオモチャだったりするアイテムが致死力を持つ武器となり、かつ一般市民がそれを当たり前に武器として扱い、さらにそれによるバトルの勝敗が当該世界のヒエラルキーの基準となり、果てはそれによって世界の存亡が左右されるような世界観の作品を指します。サッカーやろうぜ!

だのでたぶん、困惑している方々はそういったホビアニの文法があまり身についていない、今まで触れてこなかった層なんだと思うんです。思うんですが。

なんか、こう、価値観の違い、やむ。

あ、終わります。

お小遣いください。アイス買います。