54字の物語を書いてみた(雑記)
twitterやってるとたまに回って来る「これ」を書いてみました。
54字を過不足なく使って短い物語を作るという試みですね。
国語のテストの後ろの方にあった「作者の気持ちを40字以内で答えよ」を思い出します。
このフォーマット自体は2年以上前からあるらしいんですが、なんで手を出したかと言うと、公募があるというのを今更知ったからですね。
そして下のリンクが、54字の作品を簡単に作ることのできるページです。なんかサムネイルおどろおどろしいのは、今回のテーマが「怪談」だからだと思います。
ちなみに全然関係ないんですけど、主催しているPHP研究所が出版したPHP文庫を、昔凄い愛読していて(Bookoffで安く買えたため)、そこの公募に参加するのはとても感慨深いです。
懐かしい気持ちになって本棚を漁ってみると
『伝説の「魔法」と「アイテム」がよく分かる本』とか
『世界の「神獣・モンスター」が良く分かる本』
が見つかったんですけど、思い出と共に本棚の奥にそっと戻しておきました。というか今1円で買えるんですね...
本題
本代の話じゃなくて、本題の話をするとtwitterからの転載なんですが、書いた作品を紹介していきたいと思います。
1『インフレ』
これが初投稿なんですが、初っ端から「54字の物語」を皮肉ったような内容ですね。紙とペン(スペース)が足りなくてまともに作品が作れないことと、54時の部分をインフレーションでまとめています。
日頃からブラックユーモアを書いているんですが、別に好き好んで書いているわけではありません!とは強くは言い切れないものの、作品フォーマット自体をネタにしてで遊ぶのは好きですね。noteでも色々書きました。
あと単純に「概念がインフレ(デフレ)する」ってアイデアは色々書けそうです。
2『女の幽霊』
「なんで幽霊は女性の比率が多いのか?」という疑問を自分以外の方が持っているかどうかは不明なんですが、それに対する一つの解答です。
元々はショートショートで書こうと思っていたんですが、作品レベルまで文字数を膨らますのが厳しかったので、丁度良かったです。
こういう感じでボツネタとかを再利用できるのも良いですね。
3『悪戯好きなポルターガイスト』
で早速54字の形式を破った作品が出てきましたね。本当は文字が動くっていう表現がベストだったんですが思いつかなかったですね。多分編集ソフトで文字をはみ出させればよいと思います。
ポルターガイストを使ったネタは別に一つ考えてあるので(あんまり面白くないので封印している)いずれ書くかもしれません。
これからの「利用」の話
今後続けていくかの話になるんですが、この形式のアイデアって既に出し尽くされているんですよね。例えばマス目に着目して詰将棋を作りましたが、調べてみるとやってる人が沢山いました…
なので積極的に書いていくのかは微妙なところですね。
そういう意味で面白いのは、普段書いている「ショートショート」というジャンルは短いが故の自由度の高さが最大のウリだと思っているんですが、この「54字の物語」やtwitter版「140字ショートショート」、SSG(ショートショートガーデン)の400字ショートショートなどは、短くすることで書き手側の工夫が強くなる傾向が見られます。
制限がある方が人は燃えるのかもしれませんね。あんまりやりすぎて炎上しないようには注意しましょう。
その他の使い方
twitterと相性の良い使い方として、次回予告を書くのに便利なのでは?と思って、試しに次の投稿作品のアイデアを載せておきます。いつも通り、現段階で作品自体はまだ白紙なんですが、結構ショートショートらしい作品ができそうですね。
それではまた、無事に作品が完成すれば。
最後まで読んでくれてありがとうございます