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みち行くなぎさ

第一話 なぎさ
君が僕のプラットホームになるなら
僕が君のプラットホームになろう。
 
僕は、鳥山 圭祐。
圭ちゃんとも呼ばれている。
みち行くなぎさ、この物語は、ある妹の友達のなぎさが登場し、この物語の主人公である。
 
圭祐が「和歌、ここ本当に良い処だな」と楽しそうに話をして居た。
和歌が「此処の所、あまり来てなかったから、嬉しいよ。それに、あまり遠くに行かないでよ」と圭祐に注意をした。
少し遠くに見えるカップルは、身体が黒くて真っ黒に焼けた肌が今にも太陽の光に反射して光っていた。
海は緑と青を混ぜたグリーン色で、綺麗な海が今にも押し寄せて来ていた。
グワグワと海ガモが子ガモを連れて水浴びに来ていた。
和歌が「バリバリ」と音を立ててじゃがりこを食べていて、圭祐が「ほれ、何を食べている。僕にも分けろよ」とジャガリコを和歌から取って食べた。
そこへ「何しているの?和歌」となぎさが声を掛けた。
和歌が「なぎさ、何で此処が分かったの?」となぎさに尋ねた。
圭祐が「なぎさって言うのか?初めまして」と手を差し出すと、なぎさが「汚らわしい。何故あなたみたいな人に握手を求められなきゃならないのかしら?」と思わず圭祐の手を叩いた。
圭祐が「痛い。何をする」と思わず、口をはにかんで悔しそうにしていた。
なぎさが「そこでボケッとして居るからでしょう?本当に気の利かない人ね」と睨んでいた。
和歌が「まぁまぁ。うちのお兄ちゃんだから今日の所は許してあげてよ。ね?」と笑顔で取り繕うとした。
なぎさが「和歌も和歌よ。何であんなお兄ちゃんと仲良しなのかしら?下心が丸出しよ」と和歌に注意を呼び掛けた。
和歌が「お兄ちゃん、ごめんね?私の友達が、何か不機嫌でさ。何時もはこうじゃないんだけど」と圭祐に話をした。
圭祐は「別に、こんな高飛車な奴、ごめんだな」とハッキリと物を言った。
なぎさが「それはこっちが言いたいわよ。こんな下心丸出しな異性と仲良くする事もないし」とハッキリと発言し、周りは険悪なムードだった。

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