【堅実な起業】エフェクチュエーション
背景
お金に困らない生活をするために,副業を始めたいと思った.
色んな副業があるが,学生のうちに起業すれば「社長も名乗れる」し,「副業にもなる」から良いと思った.
現在,色んなところで起業家教育が行われている.
そんな中で私は,「アイザワゼミ」と「STAPS」という起業家教育プログラムに参加した.
しかし,いざ参加してみると座学が多い.
そして,カタカナが多い.
どうやらスタートアップを成功させるためには,不確実性を排除しながら進めていく必要があるらしい.
そんな中でSTAPSが提供する講義の最初に出てきたワードが「エフェクチュエーション」であった.
「わざわざカタカナ言葉を使ってくれるな」と思いつつ,衛星開発の際は後輩に使いまくっていることを思い出し,頭をリセットすることにした.
意味
エフェクチュエーションとは,
らしいです.エフェクト(effectual)に"-ation"を付けた単語です.
正直,まだよく分かりません.
とりあえず,起業で成功した人が持っていた考え方とでも思っておきます.
エフェクチュエーションにおける5つの原則
今のところ,エフェクチュエーションはよくわからない単語ですが,原則が5つあるようです.原則があれば,考え方の自由度が落ちるので,逆に考えやすくなりそうですね.
それぞれ見ていこうと思います.
1.手中の鳥の原則
手段主導.つまり,今存在しているモノを重視します.
名前の由来は,
です.「既に捕まえている鳥は,茂みにいる2匹の鳥と同程度の価値がある」みたいな感じだと思います.
では,既に持っているモノとは何でしょうか?
一応,3つに分類できるようです.
Who I am?(長所みたいな感じ)
What I know?(知識みたいな感じ)
Who I know?(ネットワークやコミュニティ)
持っているソースを用いて戦いましょうという感じですかね.
起業家プログラムに参加すると「Who I know?」は毎回増えていっていいですね.「What I know?」も増えていますね.
2.許容可能な損失の原則
名前の通り,どこまで損失を許容するかという考え方です.
エフェクチュエーションは不確実性を排除していく考え方と最初に言いましたが,これは未来は予測できないという立場に立って考えるようです.
つまり,損失をしても再起不可能にならないような立ち回りをするみたいです.
最初から金持ちであったり,最初から技術を持った方だとやりやすそうですね!
ただ,単純に失敗するだけでは意味がないので,原則1でみた自分の持っているモノから失敗可能な範囲で挑戦をしていくということらしいです.
3.クレイジーキルトの原則
様々なパートナと協力して1つの事業を生み出していくという考え方みたいです.
理想郷みたいなことを言っているなと思いつつも聞いていくと,ここでいうパートナというのは「ステークホルダー」のことみたいです.
パートナには,顧客も含まれるし,潜在的な顧客,資金提供者や友人など様々な人たちが含まれていました.
起業家と聞くとカリスマ性を持った人がなるもんだということを昔考えていましたが,エフェクチュエーションではそういう考えではないようですね.
(とはいえ,市場では競合とは当然争うことになりますが)
4.レモネードの原則
不確実な状況が起きたときに,避けるのではなく,ポジティブに捉えて逆に使っていこうという考え方です.
このエフェクチュエーションの考え方では,目的を持って行動している人だと考え方の違いから頭が混乱するのではないかと思います.
由来としては,レモンは酸っぱくてどうしようもないですが,それを避けるのではなくうまく使うことでレモネードのように美味しいものにしようといったものです.
5.パイロットの原則
この原則は他とは異なるみたいです.
未来は予測できないものと考えて,自分がコントロールできるところに焦点をあてて行動するという考え方のことみたいです.
どうせ分からない未来のことを予測するよりも,その場に直面した時にコントロール(操縦)するということみたいですね.
臨機応変ってことですかね.
まとめ
とりあえず,この5つの原則を理解したうえで仮説検証のサイクルを回していけばよい感じなのですかね?
この考えで行くと割と猪突猛進な人の方がこの考え方に合っているのかもしれないなと思ったり思わなかったりしました.
自分がこれから実践してみて,違ったら修正していきたいと思います.
参考
さいごに
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