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自分が決めた行動量を必ずやり切る!シンプルなことを愚直にやり続けた先に見えた成果。

こんにちは!トップパフォーマーの研究を日々行っている、白潟総研の服部です。

様々な業界の方にインタビューを行い、その方のトップパフォーマーたる所以を探っていく企画の第11弾!第11弾である今回は、株式会社Re:makeの代表取締役を務める池尻 将太さんにお話しをお伺いしてきました!

株式会社Re:makeは①求人広告②採用代行③採用ブランディングという3つの事業を主軸に採用支援を行っている、2022年2月7日に設立されたベンチャー企業です!自社を「採用支援を通して日本の未来を豊かにする企業」と定義し、強みコミット力を武器に市場開拓を着々と進めています。“転職・採用をリメイクしたい”という池尻さんの想いが込められた社名からも、採用市場に対する想いと情熱を感じますね。どんどん業界の負の遺産を清算していって欲しいと思います!

そんな情熱・パッションを持った池尻さんにトップパフォーマーたる所以をインタビューしました!

※池尻さんのご経歴を以下にまとめました!インタビューの前にご覧ください~!!
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2014年4月~2017年7月 株式会社三好不動産
受賞:新人賞受賞
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2017年8月~2018年3月 サンビーム株式会社 ※知人と独立
役職:取締役
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2018年5月~2021年7月 株式会社For A-career ※別の知人と創業
役職:執行役員
大阪支店責任者(メンバー8名)
転職相談数:2000件以上
採用支援企業数:約100社
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2021年8月~2022年1月 個人事業主として活動
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2022年2月~ 株式会社Re.make

トップセールスから起業へ
設立2期目を迎える社長の成果創出ノウハウ

―池尻さん、本日はよろしくお願いします!今までどのような成果を残されてきたのか、キャリアをもとに教えてください!

本日はよろしくお願いします!成果としては、1社目の三好不動産では、社会人1年目で新人賞を受賞することができました。同期が20名弱いる中で売上1位に輝くことができましたね。ただ2社目のサンビームではほとんど成果を出すことができませんでした…。1社目で成果を出していたので、できるだろうと思っていたのです。しかしありがたい環境のおかげで成果が出せていたのだと気づかされましたね。

3社目のFor A-careerでは今までで一番の成果を残すことができました。人材紹介事業を行っており、最初の4年間は東京でのセールスMgr.を務めました。そして東京の責任者に昇進し、その後1年間は大阪支店の責任者を務めましたね。常に営業において、成果を出し続けてきたからこそ、責任者を任せていただけていました。

これは成果の一例ですが、責任者としてコロナ禍の打撃からの立て直しを行いました。当時は月々1500万円前後の売り上げを6名~8名のメンバーで追っていました。そのため1名当たり最低でも200万円~300万円の売り上げを作らなくてはなりません。しかし、コロナ禍で打撃を受けてしまった際は、売り上げが全体で200万円にまで落ち込んでしまいました。20代若手の採用をストップした企業が多かったことも影響していますね。この状態を立て直し、最終的には1000万円ほど売り上げを回復させることができました。

―コロナ禍でそこまで回復をされたのは凄いです!どのような取り組みをしたのでしょうか?

ありがとうございます!取り組み内容としては、いたってシンプルで、2つしかありません。
1つ目が、とにかくたくさん面談を行い、転職を決めていただくことです。人材紹介では基本的に完全成果報酬であるため、転職が決まって初めて売り上げが立ちます。そのため面談数を増やすことは、売り上げアップへ直接的に寄与する施策でした。2つ目が新規営業をやり続けたことです。当時は採用決定時の成果報酬の単価も下がっていたので、新たなクライアントの開拓も余儀なくされていました。この2つをとにかく愚直にやり続けた結果、17名の採用決定を実現することができました。何とか会社を生き残らせるために必死でしたね。しかしながら代償としてカウンセラーをしていた人間が3名~4名ほど退職をしてしまいました…。

成果の秘訣①:他の人を凌駕する量をこなす
成果の秘訣②:成果創出に必要な行動量を割り出す
成果の秘訣③:割り出した行動量を絶対にやり切る

―コミット力の強さをひしひしと感じます。トップパフォーマー=普通の人とは違う成果を出せているということだと思っているのですが、普通の人とはどこが違うのでしょうか?

分かりやすいところでは、行動量が圧倒的に多かったのですね。皆が8時間仕事をしているところを自分は10時間行う、皆は100架電のところを自分は150架電行う。など、他の人よりも高い水準で量を負い続けることを大事にしてきました。ですがこの行動量のところもただ闇雲に増やすのではなく、目標からの逆算で考えることが大事ですね。私の場合は「理想のKPI」と「ここは落とせない最低限のKPI」の2つのKPIを定めていました。そして、「理想のKPI」をもとに必要な行動量を割り出すのです。そして、割り出した行動量を必ず達成します。ここも違いだと思いますね。他の人を見ていると、論理的に考えて必要な行動量を割り出すところまでは行う方が多い印象ですが、100%実行できる人はごく一握りだと思っています。PDCAのPまでは行い、Dはやり切れない。ですが、Dまで徹底的にやり切ることができれば、成果に近づいていきますね。

成果の秘訣④:考えずに、即行動に移す!

―確かに成果から逆算した行動量をやり切ることはとても大事ですよね!ほかにも違うと感じるポイントはありますか?

良い意味で、考えずに即行動に移すところでしょうか。個人的にですが、人の行動サイクルは「知る⇒思う⇒考える⇒行動する⇒継続する⇒成果に繋がる」というものだと思っています。例えば歩いていたら、美味しそうなお店を見つけたとします。するとすぐに入店する人と、食べログやInstagramなどで調べる人の2つに分かれますよね。そして後者の方は、調べることによって「行かない」という選択肢が生まれます。もちろんプライベートでは全く問題ないと思うのですが、これが仕事になると良くない影響が出ると考えています。この「考える」という動作が入ると、行動しない理由を探してしまったり、行動スピードが遅くなったりしてしまうのです。ただ、「行動する⇒継続する⇒成果に繋がる」というサイクルは不変なわけですから、考えることにあまり意味はないのではないでしょうか。この動作を省いて、即行動に移すこと。もちろん行動した結果、反省したり、改善したりすることは必要です。しかしその必要性があるかどうかも、結局は行動してみないと分かりません。そのため行動する前に考えても意味は薄いのです。「やりながら考える」くらいがちょうどいいと思いますね。施策や作戦が良いか考えるのではなく、実行して初めて良し悪しが判断できるのです。

成果の秘訣⑤:できない自分への嫌悪感

―とても理にかなっていますね!ちなみに、行動量を追える人と追えない人がいると思うのですが、池尻さんはなぜそこまで行動量を愚直に追うことができたのでしょうか?

「行動量を追えない自分が嫌い」だったからですかね。決められたこと、自分で決めたことを実行できない自分がカッコ悪い、ダサい、という感覚がありました。できない自分への嫌悪感が強いのです。だから、結果を出すために行動を続けることができたのだと思います。それに自分の過去を振り返ってみても、成果を出すことができていた時は、決めたことをしっかりとやり切っていた時でした。その経験からも、自分との約束を守り続けることで成果に繋がると分かっていました。この2点が、私が行動量を追えていた理由だと思います。

成果の秘訣⑥:強みの活かし方を工夫する

―成果を上げられている時は、強みを活かせている時だと思っています。自分の究極の強みと究極の弱みはどこだと分析していますか?

圧倒的な熱量ですね笑 直感型の人間でもあるので、情熱・パッションは自分の強みだと認識しています。ですが、強みの活かし方の観点でいくと、あえて情熱やパッションは使いすぎないようにしています。情熱やパッションが一番響くポイントは、ギャップだと思っています。例えばですが、彼氏の悪口を言っている女性に対し、「そうだね、そうだね」と共感して、最後に「俺はそんなこと言わないけどね」と言うみたいな笑 あまり例が良くないかもしれないですが、営業も似たような形でギャップを作った方が良いと思うのです。そのため私も常に熱量高く会話をするのではなく、あえてロジックや数字を散りばめることによって、強みである情熱・パッションがより活きるようにしています。今までロジックや数字で合理的に会話をしてきた人間が、最後パッション・情熱を出すと、強いじゃないですか。そういうことは考えて自身の強みを活かすようにしています。

―活かし方まで考えていらっしゃるのですね!ほかにも強みだと思っているポイントはありますか?

へこたれないことですね。Re:makeを創業した際は、実は共同経営でした。しかし色々な事情があり、相方が辞めることになったのです。その時は相当へこみましたね。ただ、そんな精神的にどん底にいるときも、自分がどんな夢を掲げたいのか?という問いを自身に投げかけることで、頑張ることができましたね。

―ありがとうございました!

皆さん、どうでしたか?

今回は、株式会社Re:makeの代表取締役 池尻 将太さんにインタビューを行いました。
池尻さんは以下の6つの点によって、成果を創出することができていましたね!
成果の秘訣①:他の人を凌駕する量をこなす
成果の秘訣②:成果創出に必要な行動量を割り出す
成果の秘訣③:割り出した行動量を絶対にやり切る
成果の秘訣④:考えずに、即行動に移す!
成果の秘訣⑤:できない自分への嫌悪感
成果の秘訣⑥:強みの活かし方を工夫する

また次回の記事も読んでみてください!


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