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社会人になってから〜Footballと自分〜

サッカー選手から社会人になって、どんなことを感じどんな気持ちで仕事をしていたか振り返りたいと思います。
選手もそうですが、職場にアスリートの方が入社される方に見てもらえると良いかなと思ってます。

◆サッカーを通じて学んだこと

大きくは2つあって、1つ目はチーム競技という部分です。
サッカーではポジションがあって、役割があります。
役割を守りながら、周りを支え合い、時には自分の持ち場を離れてプレーすることがあります。
こういったチーム(組織)でのプレーで自分一人だけできてれば良いなどの考え方はなくなりました。
チームが勝つために自分ができること、チームのために自分の活かせるプレーなど組織にいる上で周りを考えながら自分を高めるという事を考えられるようになったのはサッカー(スポーツ)を通じて学びました。

もう1つはサッカー選手は試合に出るため、上手くなるために自分自身の課題を見つけてそこを克服したり、チーム内のライバルや対戦相手のことを研究、対策する事を自分からする点です。
試合に出るために、同じチームのライバルのことを分析して、自分が出るために何をしなくちゃいけないのか何を伸ばして補うのか考えます。
試合に出たら、対戦相手のチーム、マッチアップする相手のことを分析し、対策をします。
現状を把握し、目標(試合に出る/試合に勝つ)を叶えるために努力することのサイクルを当たり前にやってきたこの考え方はサッカーを通じて身に付けたものだと思います。

他には些細な事ですが、挨拶をすること、時間を守ること、ルールを守ること、仲間や相手、審判、応援してくれる方々をリスペクトする気持ちなどサッカーに限らずスポーツをやってきた人なら学んだと思います。

◆社会に出て感じたこと

一番に感じたことは、ほんとーーーに、わからないことだらけでした。w

リクルートキャリアに入社後、配属されたのはのリクルーティングアドバイザー(法人営業)でIT業界でした。

IT業界!
プログラミング言語?アプリ?インフラ?SES?上流工程?
ちんぷんかんぷんでした…

パソコンもろくに使ったことなかったのでPC操作から苦労しました。
ビジネスメールや敬語、電話対応などやった事のないことが多く日々学びの時間でした。

社会に出て今までやったことのない事をやるための知識が足りず、PDCAサイクルを回すことに難しさを感じました。
どうやればアポが取れるのか、どうやったら良い提案ができるのか?
ここが最初に苦労したポイントでした。

先輩社員や上司に壁打ちをしてもらい、実戦でも様々なアクションをして2年目にはある程度の知識も習得ししっかりとサイクルを回せてたと思います。

知識の引き出しが少なく、打ち合わせでも提案の質が悪かったり、どうしたら良いか発想がでてこないのは新卒に近い状況なんだと感じました。

わからないなりに感じた事は、わかったフリするのが一番誰のためにもならず格好の悪いことなんだと思いました。
できない自分を受け入れどうしたら、知識をインプットすることでできることが増えていきます。
何事も新しく始めるときは相当しんどいということを社会に出て学びました。

◆アスリートの扱い

ここはあくまでも自分の所感です。

アスリートはPDCAサイクルを回すベースは持っています。
ただ社会人の経験とその職種での経験や知識がなくサイクルうまく回すことができにくいのだと思います。

上でも述べましたが新卒の子と近いと思います。
もちろん個人の努力が重要ですが、少しリスペクトの気持ちをもち接してあげるのが良いと思います。
甘やかすのでなくしっかりと考えさせること。
その時の伝え方などを少し意識してあげることで変わると思います。

社会にでる事を決めた時点で、ある程度の覚悟は持っていると思いますがその小さな配慮でアスリートの人は変わると思います。

アスリートはこれだからとか、スポーツしかやってきてないからなどは思っていても伝えないでください。
一番悔しい思いをしているのは、できない本人です。

周りの人の小さな意識で成長する速度が変わると思います。

◆リクルートキャリアでやっていたこと

リクルーティングアドバイザー※以後,RA(法人営業) で配属されたのはのIT業界です。

IT業界の100名以下の企業様の中途採用のお手伝いをすると言う仕事です。

入社してすぐは2週間ほど研修でした。
※今では半年間みっちりと研修やるみたいですが、自分の時は割とさらっとやってすぐ現場で実戦を踏まえながらの業務でした。

現場に入り、新規の開拓の営業電話の架電と先輩のアポの同行がメインです。
架電は、リストをもらい中途採用のニーズを確認しアポをとると言う事をひたすらやりました。
リクルートキャリアの事をよく思わない企業が多く、全然相手にしてくれなかったり、ガチャ切りされたりと中々きつい3ヶ月間でした。
その後新規の開拓のお客さんと先輩から引き継ぐ企業相手に中途採用の支援をしました。
RAの仕事の大半は顧客のニーズを聞き出し、求人票に落とし込む事です。

こんな人が欲しいと言う要望を、現状の市況感と現場のファクト(事実)ベースでどうやったら採用できるかを考えることが主な業務です。
リクルートキャリアにあるソリューションを顧客の事業や先の事業計画まで考え採用可能性のある手法を提案するのは、簡単に見えますがかなり難しいです。
これ書き出すと止まらないのでこの辺にしておいきます。
お客さんの課題をヒアリングし、最善の策を提案することをやっていました。

◆ビーチサッカーを始めたきっかけ

始めたきっかけは、高校時代のチームメイトに個ビーチサッカー行かないかと誘われたことがきっかけです。

サッカーと違ってボールを浮かすことが前提のビーチサッカーは、サッカーと全く感覚が違いました。
サッカーはパスやトラップの基本はボールを浮かさないに対して、ビーチサッカーはコートが砂なので転がすと言う概念がなく、非常に難しいです。
平面で考えるのではなく立体で考える点に面白さを感じました。
また、アクロバティックなプレーも非常に魅力的でした。
チームに入ってまで本気でやろうと思った最大の後押しは、手術をした膝が痛くないと言うところでした。
もう運動を思いっきりできないと思っていたので、俄然やる気になりました。
現役引退してから2年たってましたが、ビーチサッカーは交代が自由という点も自分にはあっていたと思います。
今では週末にビーチサッカーをすることが楽しみで仕方ないです。

ビーチサッカーに関しても、機会があれば記載します。

◆今何してるのかを簡単に

過去の記事で自己紹介にもあるように(株)スピードリンクジャパンという会社でスポーツ実況アプリの営業と(株)アーシャルデザインで体育会・アスリートの就業の手伝いとポジウィル(株)にて転職の相談にのっています!

(株)スピードリンクジャパンは渋谷にあるITの会社です。
SIerと言うやつです。
リクルートキャリア時代のお客さんであった会社に今は籍を置いています。
その会社で、「GayaR」と言うアプリの導入をしています。

詳しくは過去の投稿をみてください。


(株)アーシャルデザインでは、現役のアスリートの転職の相談に乗ったり、体育会の学生向けにセミナーを実施する手伝いをしています。

ポジウィル(株)では、転職のトレーナーとして、自己分析や企業分析や面接対策など転職活動伴走させて貰っています。

こんな感じです。

◆これからのスポーツへの関わり方

これからのスポーツへの関わり方は、GayaRの導入という形はもちろんの事、アスリートのキャリア形成という点で関わりたいなと考えてます。
具体的にはまだないですが、キャリア形成を育成年代から携わりたいと考えてます。

今後一番やりたいのは、“ビーチスポーツのできる環境を増やすこと”です。

理由は2つで、ビーチサッカーが好きだからと言うのがまず1つ。

もう1つは、神経系の発達前の子どもたちに裸足で砂の上を走らせることで運動神経の良い子どもが増えると思っていて、少子高齢化により子どもの数が減っても子どもの運動神経の基準が高ければ日本のスポーツの水準は下がらないと思ったからです。
砂のトレーニングをすることで日本の子どものベースとなる運動神経を高めることが自分にとっては今後やっていきたいことです。
ちなみに、高齢者に対しても砂トレは有効だと思っていて少子高齢化社会に必要なものになってくると思っています。
詳しくは、別の機会に記載したいと思います。

今回は、こんな感じです。
読んでくれてありがとうございました。