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WISCの結果を踏まえた個別の学習支援計画書の作成の意義とメリット

お疲れ様です。
東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキーこと松本力哉です。

現在、オフィス世田谷のサービスとして、特別限定動画セミナーにお申し込みいただいた方を対象に、WISCの結果を踏まえた個別の学習支援計画書を作成して、お渡ししています。簡単に言うと、この個別の学習支援計画書では、WISCの結果を、わかりやすく解釈して、お子様の強みを伸ばして、苦手を補う、具体的な方法を保護者様にお伝えしています。今のところ、とても喜んでいただいています。

そもそも、WISCの結果の原本にも、専門家による所見が書かれていて、子どもの支援方法は書かれているんですが、いくつか問題があると、わたしは考えています。

例えば、最悪なのは、内容が十分でない場合ですね。下位検査の結果や信頼区間(実際の能力がとりうる範囲)が書かれていないものもあります。こういった場合は、例えば、これまでも、検査結果の開示を求めたり、フィードバック時のメモを頂いたりして対応してきました。こういったことは、言われるまで知らないという方もたくさんいます。

次に、定型的な所見でしかない場合があります。言語理解が低かったら、言葉を覚えさせましょうとか、知覚推理が低かったら、簡単な図で説明しましょうとか、ワーキングメモリが低かったら、視覚指示を与えましょう、処理速度が遅かったら、答えるまで待ってあげましょうとかですね。

それに対して、わたしが提供しているのは、きちんと今何で困っていて、どんな風になりたいかを聞き取って、各家庭や児童の現状に沿った支援計画書になります。

もちろん、そういう所見を出しているところが無いわけではありません。良い所見が得られた人は、わざわざ支援計画を購入しなくてもいいかもしれないですね。ただ、そういう所見ばかりではないので、わたしの支援計画書の存在意義があるのだと思います。

次に、児童の強みを伸ばすことに着目していない所見もあります。点数の弱さと問題点の分析が中心のものですね。強みについて書いてあっても、問題点と併記している程度だったりします。これはあまり役に立ちません。

支援計画を書く際に大事なのは、強みに着目することです。これにはいくつか理由があります。まずは、駄目なところは検査が無くてもだいたいわかっているので、わざわざ結果を出しても仕方ないということがあります。もちろん、どうして苦手なのかが、知能の観点から説明できるのは、良いところですけどね。ただ、そこで終わりです。

結局苦手なことは苦手なので、それがわかったところで、そう簡単に伸ばせません。場合によっては、無理に伸ばそうとして、逆に勉強が嫌いになっているとか、状態が悪くなることもありますよね。

また、苦手な部分を頑張って伸ばしたところで、人並み程度にしかならないんですね。人並にできるのも大事かもしれませんが、それは、武器にはなりにくいですよね。

それに対して、強みに着目することで、児童や保護者の励みになります。強みを伸ばすことは、児童本人にとっても、楽しいことです。強みで補うというのは、苦手な部分を伸ばすための最善な方法です。強みは武器になります。いくら低い部分があっても、そこを生かして活躍できるわけですね。少なくとも、本人にとっては、最大限の成果をあげることができます。6:4くらいの割合で強みに着目するのが、わたしの学習支援計画の特徴です。

あとは、所見の説明を丁寧に受けていない方がたまにいますよね。知能そのものや、WISC検査の構造(下位検査の内容も含めて)、結果の意味など、十分理解されていない方もいるので、それを説明してもらう機会は、保護者にとって重要だと思います。保護者がわかっていなければ、本人にも伝わらないので、検査の意義は半減してしまいます。

学習支援計画であって、知能とか人間性を主としていないので、本人や学校に説明しやすいというのも、あるかもしれません。

あとは、知能検査は何度も受けるものだということを、わかっていない方もいますね。中には、何度も受けても仕方ないと説明されている方もいます。必ずしも間違いではなくて、理論的には、知能は生涯変わらないものです。知能検査の結果は、その年齢でどの程度かという結果ですからね。

しかし、検査を受けたときの状態で、結果が左右されることもあります。例えば、不登校になったばかりで、色々と不安があったり、自信がなかったりしているときは、検査と言われても、気分が乗らなかったり、緊張したりして、本来の能力が表れないのは、当然ですよね。

その時々で発揮されている能力を知るというのも大事ですが、同時に、客観的な評価も必要なので、やはり、3年おきぐらいに再度受けて、その平均を本人の能力と理解するのがいいだろうと、私は思います。


最後に、最大の強みは、学習支援の専門家が書く、学習支援の計画であるという点ですね。どんなに良い所見であっても、それは、医療や児童心理の専門家が書く、知能についての所見なわけです。もちろん、本人の困りごとが、学習面であれば、学習面に関することは当然含まれます。ただ、所見を書いている方の、学習支援の経験は、わたしには及ばないのではないかと思います。

これまでの学習支援の経験を踏まえて、どの年齢で、どんな知能の特徴があれば、どんな学習面のつまづきが考えられるか。学習面での現在の困りごとは、知能のどの面と関連していそうか。今後、学習面の適応を高めてさらに能力を伸ばすためには、学習面でどんな支援方法を行えばいいのかを強調するところが、わたしの書く支援計画の特徴だと思います。

是非、わたしが作成する個別の学習支援計画書を活用して、日々の子育て、お子様の学力向上、受験対策に生かしてください。

東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷が提供する特別限定動画セミナーにお申込みいただいた方には、お子様の知能検査(WISC)の結果を基に、その結果を正しくわかりやすく解釈して、強みを生かして苦手を補うための個別の学習支援計画書を作成してお渡ししております。

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