見出し画像

結局、手帳を取って障害者就労するのが一番の幸せなんですか??

お疲れ様です。
東京都世田谷区用賀中町の発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷のゴリッキーこと松本力哉です。


あるお母さんからのご相談です。

【ご相談】
結局のところ、手帳を取って、障害者就労するのが一番幸せなのでしょうか?わたしは、子どもの選択肢を減らしたくないですし、高校卒業の資格くらいは最低取ってほしいと思っています。障害者就労というよりは、勉強をして、可能性を見出してほしいと願っています。

​【回答】
わたしの場合は、モロに特別支援学校の高等部の教諭でしたから、手帳を取って学校と自治体とが連携しながら、障害者就労していくという現場にいましたので、

その現場を知っている先生方からすると、「とにかく手帳を取って、障害者就労した方がいいに決まってる」という考えが多いのではないかと思います。

ただ、わたしは、発達障害グレーゾーンの子どもたちのための学習塾を開業して、その保護者の方々とお話して、「子どもの選択肢を減らしたくない。高校には行かせたい。」という強い思いのある方もたくさんいることを知って、決して軽視してはいけない大切な問題だと考えています。

ここで、まずは一つ一つ、整理しながら話をしていきます。

まず、障害者といっても、知的障害者とそれ以外をきちんと区別する必要があるかと思います。

知的障害があれば、基本的には、特別支援学校に進むことになるかと思います。そこで無理して普通高校に行って何になるのかというのは、よくわかりません。

基本的には、「特別支援学校→作業所」というのが基本的な流れであると考えていいかと思います。ただ、特に軽度の知的障害であれば、普通高校に行けることもあるし、作業所ではなく、障害者として一般就労(いわゆる障害者雇用枠)することもできる人はいます。

高校卒業すれば一般就労できるかというとそうではないし、特別支援学校に行ったら一般就労できないかというとそうでもないかと思います。

知的障害のない発達障害の場合は、基本的には、特別支援学校ではなく、普通の高校に行くことになります。

就労も、作業所に行く人はほとんどおらず、基本的には、障害者として(オープン)か、非障害者として(クローズ)で、一般就労することになります。

今わたしがお話しした前提をしっかり整理して、改めて、お子さんの将来の自立に向けて、考えていただけるといいかと思います。

発達障害グレーゾーン児の子育てお悩み相談オフィス世田谷が提供する特別限定動画セミナーにお申込みいただいた方には、お子様の知能検査(WISC)の結果を基に、その結果を正しく解釈して、強みを生かして苦手を補うための個別の学習支援計画書を作成してお渡ししております。

特別限定動画セミナー

LINE相談、zoom相談はコチラ

よかったらお申込みを是非ご検討いただけると嬉しいです。きっとお力になれると思います。会話できるのを楽しみにしております。

 ●●その他SNSでも是非繋がっていきましょう(^^)●●

YouTube(ゴリッキー先生の発達障害お悩み解決チャンネル)

Facebook

Twitter (bot)

Twitter(個人アカウント)

TikTok

Instagram

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?