【プールでびっくり!!練習なしで、泳ぎが上手くなったわけ】

今回いただいたご質問は
「練習してないのに、どうしてこんなに上手くなったの?」
というご質問です。
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私がサポートさせていただいている、小学校4年生の女の子がいます。
もともと、動きがぎこちなくて、
「姿勢が保てない」というご相談でした。

このお子さん、数年前から
習い事でプールに通っていたそうです。
コロナの影響で
今年のスタートが少し遅くなってしまったのですが、
最近、久しぶりに泳いでいる様子を見て、
お母さんが驚いたそうです。
それは、
「ひとかきで進める距離が伸びてる!」
というものでした。

また、この女の子のお父さんは野球が大好きで、
ひとり娘と楽しくキャッチボールをするのが、
ずっと夢だったみたいなんですね。
ただ、残念ながら、
女の子はボールを投げるのが
そんなには得意ではなかったので、
なかなか、一緒に楽しむ
というわけにはいかなかったようです。
ところが、最近は
お父さんが休みのたび、
つまり1週間おきくらいなんですが、
天気がよければ家の外に出て、
キャッチボールを楽しんでいるようなんです。
楽しんでいるのはお父さんだけじゃありません。
女の子が、イキイキと楽しそうにボールを投げてくるそうなんです!

私も動画を見せてもらいました。
以前に比べて、
・背骨を捻る動作
・手と足の協調
とても上手になっていました。
お父さんが受け取る音もパシーン!!と、

いい音をさせていましたよ♪

お父さんも、
毎週毎週、
どうしてこんなに上手になっていくのか、不思議で仕方ないそうです!
でも、まあぶるの支援の仕組みを知ったら、
当然のことだと思っていただけるかもしれません。
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その女の子は
呼吸の浅さが少し気になりました。
だから
「呼吸遊び」に、重点的に取り組んでもらいました。
また、
姿勢を保つインナーマッスルを育むために、

体幹に働きかける
全身のエクササイズに取り組んでもらいました。
私は
その子の泳いでいる様子を見てはいませんが、
想像することができます。

「呼吸遊び」に毎日取り組んで、呼吸が深くなれば、
一息で肺に取り込める空気の量が変わってきます。
たくさん空気を取り込めれば、
水に浮きやすくなるのも、当然のことです。

また、姿勢を保つ機能を育むのに
背骨を
・しなやかに
・大きく
・たくさん
動かしてもらいました。
そのことで、
泳ぐ時の「水の抵抗」が、少なくなったんだと思います。
…イルカの泳いでいる姿を

思い浮かべていただくと良いかもしれません。


恥ずかしながら
私は小学校の頃、非常に泳ぐのが下手くそでした。
一生懸命泳げば泳ぐほど、
カラダがなんだか沈んでいく…
その時のツライ気持ちがわかるので、
この女の子が
自分が上手になったのを、すごく、喜んでいるんじゃないかな♪
というふうに思っています。

キャッチボールも同じです!
キャッチボール自体は全然、練習していなくても、

全身の協調性が増していけば、
しなやかに、遠くへ、
ボールを投げることができるようになります!

お父さんがわかりやすく喜んでいるのも、
自信につながっているでしょうね^^

このように、まあぶるのサポートは
その子に本当に必要な、ぴったりの手立てを見つけて取り組むので
目の前に見えていることの他にも
できるようになることが増えていきます。
できることが増えていけば、
子どもたちの自信につながります。
自信があれば、
「チャンレンジしよう」と思えるようになっていくんです!
今回の女の子は、運動のことがメインでしたが、
実は「対人関係」、「コミュニケーションのスキル」や、
「文字の読み書き」、「算数の文章問題」など、
学習にも、その効果は及んでいきます。


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今日は、
「練習していないのに、どうしてこんなに上手くなったの?」
というご質問について、お答えしました!


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