みんなでやるということを大事にしてみる
今日、友人からハッとさせられる言葉をもらいました。
「私は、みんなでやるということを大事にしている。」
自分はリーダーであるが故に、何を勘違いしているのか、全知全能の神になろうとしている。
そんなものにはなれるはずがないのに、僕は一人ですべての仕事をこなそうとしていました。
デザインを最初から企画して考えてそれを自分の手だけで作ることを正解だと思いたい、という、何とも救い難い方向へ行きがちなところでした。
「早くいくときは1人で、遠くにいく時はみんなで」
その場でパッと終わらせられるものは一人でやればいいし、その方が効率も良いでしょう。
しかし、一人でやるには大きい課題はみんなで作り上げるべきですね。
なぜなら、
1.自分が辛い(心身ともに)
2.時間に追われることでクオリティが下がる
3.仲間に、信頼されていないと思わせてしまう
4.楽しさや苦しさや達成感を共有できない
5.つまらない
からです。
一つも良いことはありませんよね。。。
ひょっとしたら自己満足という達成感はあるのかもしれませんが、やっぱりみんなで達成する方が断然良い!
自分は会社の中にあって、どうなんだろう?
と我が身に置き換えてみると、
「一人でやったほうが早い」
「任せられない」
と、そのような行動ばかりしているわけですが、
それが出来ないのは、
・伝えるのが面倒
・上手く伝わらない
・失敗しそう
・クオリティが心配
ということがほとんどだったのではないかと思います。
伝えるための準備不足なだけですね。
これは人をまるで信頼していない行動だと改めて思いました。
失敗するとか、クオリティとか、そんなことよりも大切なものがあります。
信頼とは
「信じて頼む」と書きます。
口では部下に対して信頼している、と言っていますが、まるで出来ていない。。。
おそらく部下の方からしたら、
「信頼されていない」
「もっと自分にも出来ることがあるのに、なぜ一人で抱え込むんだろう?」
と感じてしまうと思います。
この状態、部下の方は辛いですよね。。。
役に立てないということは、部下の方からすると自分は不要なのでは?と思ってしまいますよね。
だから、
オレすげーだろ!はいりませんね。
そんな間違ったプライドはさっさと捨ててしまった方が楽ですね。
そもそも、誰もそんなふうに見てもないですし(笑)。
まとめ
「全知全能の神になろうとしない」
「早くいくときは1人で、遠くにいく時はみんなで」
「信じて頼む」=信頼
一人でいることの方が楽であっても、
一人では生きていけません。
一人で楽しいわけがありません。
そもそも全知全能の神なんて、そんな人間はいないし、そんな人間はきっとつまらないだろうし、みんなでやるから思い通りに上手くいかないし、でもそれが楽しいし、完璧なものを人は求めているかというと実はそうでもないですし。
だからこそ、
みんなでやるということを大事にしていく。
失敗しても、クオリティが多少下がっても、
大切な仲間と楽しみながら、作品も人間関係も作り上げていく。
出来るようで出来なかったこれを、これを機にしっかりとやっていこうと思います。
他の人からすれば何でもないようなことかもしれませんが(笑)