見出し画像

レゴランドで何を作る?

大阪港の天保山マーケットプレースにある、レゴブロックをテーマにした屋内体験型施設「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」が、子供のみならず大人からも人気を集めている。

レゴといえば、組み立て式のカラフルなブロックがすぐに頭に浮かぶほど、誰もが知る玩具ブランドだ。デンマークのレゴ社により1958年に誕生。世界中で愛され、日本に上陸してからも半世紀以上がたつ。

レゴブロックをテーマにした屋内施設は、アメリカ、イギリスなどに計11カ所。日本では東京お台場に次ぐ2番目となる。開業して間もないレゴランドに早速出かけた。(✳︎)

大阪市営地下鉄大阪港駅から徒歩で約5分。大観覧車を目印に向かうと、天保山マーケットプレースの入り口に巨大なキリンの像が見えてきた。高さ約5メートル。近づいてよく見ると、レゴを組み立てて作られている。その数33万個以上。丸みのある動物の体がレゴで立体的に表現されていることに改めて驚かされた。

レゴランドはマーケットプレイス内の3階にある。この日は月曜日にもかかわらず、10時の開店前から大勢の親子連れが並んでいた。3歳の男児を連れた西宮市の主婦は「最近レゴで遊び始めた。ここに来ればいろんな仕掛けがあるし、友達と遊べるのがいい」と話す。

約3400平方メートルの館内には多彩なアトラクションが用意されている。約100万個のレゴを使った巨大ジオラマ「ミニランド」には、大阪城やあべのハルカス、道頓堀などを再現。動く仕掛けがあるのも楽しい。「レゴスタジオ4Dシネマ」は、レゴキャラクターの冒険物語を、3D映像と雨や風で体感できる臨場感あふれる新感覚シネマ。演出が凝っているので、子供だけでなく、大人も十分楽しめる。

男の子たちに大人気だったのが、組み立てた車を走らせることができる「レゴレーサー」。「小さなお子さまだけでは難しいので、組み立て方を書いたりして、親子で一緒に作れるように工夫している」(広報担当者)という。

世界各地のレゴの施設にそれぞれ一人しかいないトップレベルのレゴ職人「マスター・モデル・ビルダー」が作り方やコツを教える教室も、予約待ちが続出する人気ぶりだ。大阪のマスター・モデル・ビルダー、中山かんなさんは、幼いころからレゴと親しみ、大阪大学にレゴ部を創設したほどのレゴマニア。「作って壊して何度でも楽しめる上、精度、品質が高く、種類も豊富で互換性が高いのが魅力」と話す。

レゴランドは主に3~10歳の子供とその家族が対象だ。レゴを正確につまんだり、くっつけたりという簡単な動作から、色彩、造形のセンスを磨くなど、発達段階に応じてずっと遊んでいけるといい、中山さんは「パーツを考えながら作るといろんな引き出しが増える」とアドバイスする。

通常は大人だけで入場できないため、毎月第1水曜日に開催される「大人のレゴナイト」は大盛況。世代を超えて愛されるレゴの世界にいると、自分も何か作ってみたくなった。

✳︎2015年の取材時点の情報です。
2016年に中国の上海に設置され、2016年9月現在、世界7カ国に17のLDCがある。2017年4月には、名古屋市に「レゴランド・ジャパン・リゾート」が開業した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?