50人以上の若手指導者に会ってみて分かった事
初投稿となります。どうも初見海人です。
まず最初にお礼をさせてください。
僕と会ってくださった方々、お時間を作っていただきありがとうございました!
*これから伝えることは全ての方に当てはまっているわけではありません。あくまで個人の視点から見えてきたことです。
目次:
50人以上の若手指導者に会って見えてきた事
会って分かった共通する課題
課題から見る指導者の本質的な役割
このブログで何を伝えたいのか
まとめ
50人以上の若手指導者に会って見えてきた事
さて僕はこれまで50人以上の若手サッカー指導者と話してきました。
今見ている方の中にも実際に会っている方もいるかもしれません(笑)
その経験から共通して見えてきた強みや課題について伝えていきたいと思います。
(もちろん良い部分の方が圧倒的に多いですよ!!)
若手指導者の強みとしては2つに分かれると思われます。
1.指導に対する情熱、行動力がある 2.サッカーの知識(戦術、分析など)が豊富
とにかくサッカーのことになると熱いんです!無限にサッカーの話ができるのであっという間に2時間たっていたりします(笑)
その情熱から来る圧倒的なモチベーションの高さによる、行動力が強みだと感じています。自分の知識をアップデートし続けビジョンを叶える姿勢が根底にあってその行動力に繋がっていると思います。
約50人くらいの指導者に会ってきて学生指導者の指導に対する想い、情熱は本当に凄いと感じていてそして知識量も豊富で抜け目がないです。
(僕では絶対に勝てないような知識を持ってる人もたくさんいます笑)
知識量という強み
最近の戦術(ポジショナルプレー、5レーン理論など)の進化と情報をSNSから簡単に得る事がサッカーの知識を学ぶ土台となっています。
以前よりサッカーの知識を広く浅く得る事が容易になったことで、試合の分析やトレーニング映像など質の高い情報やフットボリスタのようにサッカー戦術系雑誌からもインプットできることが日常になっていることでアップデートしやすいと考えられます。
オンラインでのコミュニティでアクションを起こしている方も多々現れている事で、特に若い指導者のレベルアップは今後も大きく上がっていくと思いますが指導者と会っていく中で共通する課題も見つかりました。。。。
課題からみる指導者の本質的な役割とは
僕が50人以上の若手指導者に会っていく中で30人を超えてきたとき、課題に感じたことです。
知識が先行して指導者の本質を見失っていないか?
情報がたくさん取得できる環境で知識、スキルはアップデートされるのは間違いないです。ただ自分の根底にある「指導者とは?」という部分に焦点を当てれていないと感じています。
知識をつける事が悪いとは言っていません。
ですが、何のために知識をつけるのか考えたことはありますか?
自分が指導者を目指そうと思った時のキッカケは何だったのか、見失ってしまっていると感じています。必ず目的があって、指導者を目指しているかと思います。
その根底にある想いは、なんだったのかもう1度考え直す「キッカケ」にしてもらえると嬉しいです。
ではでは、そもそも指導者とはなんでしょう。。
まずは指導者(コーチ)の語源から意味を考えてみます。
コーチの語源
僕は高級バックブランドの「大切なものを送り届ける」という考え方が好きで指導者において「大切なもの」は選手で間違いないと思っています。選手を目的地に送り届けるという考え方で指導しています。
馬車で例えると
目的、目標が馬を先導する役割 指導者が馬の役割 最も大切なのが選手の成長
ですが日本のスポーツでは、、、、
指導者が馬を先導する役割 選手が馬の役割 最も大切な荷物は勝敗結果
このように僕の目には映っています。
指導者として本当に大切にしたいことは、選手の成長か短期的な結果どちらなのでしょうか。
僕の中で指導者の役割は
選手の決めた目標に対して目標達成まで導くこと
だと考えています。
僕はつい最近まで(自分の知識を教えてやっている、自分の戦術に合わせてよ)このような態度で指導してしまいました。しかも無意識に、、、、
この態度の時点で指導者ではなくなってしまい「ただ自分の知恵を吐く人」にすり替わります。この時の選手はどういう気持ちだったでしょう。。。
一度原点に立ち返ってみてください!
自分が選手だった時、同じような指導者の態度を感じませんでしたか?
もし感じていたなら今指導している選手に、同じ思いをさせてないか考えるキッカケになってくれると嬉しいです。
結局、このブログを通して何を伝えたいのか?
選手、指導者に「考えるキッカケ」を与えたい
という自身の選手時代に痛感したことで、こんな情報があったらもっと上手くなれたな、、、こんな指導者に指導をしてもらえたら嬉しいな、、、と思える情報発信をしていこうと考えています。
その1つに【サッカーの原理原則】を発信していこうと考えています。
これはサッカーにおける土台のような位置づけと考えてもらって結構です。
自分自身の経験から、もっと学んでいれば、こういう対処方法さえ知っていればという情報不足ゆえの失敗を何度もしてきました。知っていたことで、チャンスをものにできたこともあり、結果の求められ年代で後悔をさせたくないという思いもあります。
特に育成年代は指導者の方針によって良い意味でも悪い意味でも様々な選手に変化していきます。
ですが原理原則はサッカーにおいて不変なものでありサッカープレイヤーの根底にあるべきものだと考えていて原理原則を身に着けて育っていくのと身に着けづ感覚で育ってしまうのとでは成長率が雲泥の差になってしまうのはサッカー先進国と日本を比べればもうお判りでしょう。
これから選手や指導者の土台となるスキルやマインドを発信していこうと思っています!
まとめ
50人以上の学生指導者に会った結果、分かった事は想いや情熱があって知識量が豊富にある能力が高い指導者はたくさんいます。
ですが戦術や知識が先行している影響で(指導者とは?)の部分を見失っています。このような背景から指導者、選手に【考えるキッカケ】を与える事ができるブログにして、みなさんに少しでもプラスになっていただければ最高です!!!
どうぞよろしくお願いします!
共感してくださった方、もし良かったらフォローしてやってください(笑)
Twitterアカウント @GK_hathuminn
社会人チームで指導先&プレー先を探している方へ!(下記をご覧ください)
https://ar-fc.net/
最後まで読んでいただきたありがとうございました!
次回はサッカーの原理原則【認知】について発信していきます!
終わり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?