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コロナ禍の台湾空想旅行(茶編)

前回の「台湾空想旅行」では「宿」を決めたが、今回のテーマ、それは「茶」。台湾旅行に欠かせないテーマはまだまだたくさんあるけれど、今回の空想旅行で2番目に決めたいのは、間違いなく「茶」。

台湾には1年以上も行けていない私。空想旅行とは言え、空港に着いたら1秒でも早く台湾モードになりたい。それには、台湾茶でスイッチをオンにするのが手っ取り早い。

もちろん、「台湾モードにスイッチオン」するだけであれば、「臭豆腐」「茶葉蛋」「大腸包小腸」の方が適している。ただ、台湾空想旅行はまだまだ続く。この後、おしゃれなカフェやバーにだって行きたい。空想旅行だとしても、お口のエチケットを気にしたい。

ということで、私がこれまでに行ったことのある「茶(台湾茶専門店)」から、3軒を選んでみた。

1. 小慢 TeaExperience(台北)

台湾師範大学近くの路地裏、静かな住宅街にある。茶器や茶葉を扱うショップスペースと喫茶スペース、オーナーの謝小曼(シャ・シャオマン)さんのこだわりが詰まった空間。WEBマガジン「初耳 / hatsumimi」の#Mystayhome企画(第4弾)では、小曼さんのライフスタイルを紹介している(中国語繁体字なので写真を眺めるだけでも)。

2. Liquide Ambré 琥泊(台北)

台湾文具ファンの聖地「禮拜文房具(TOOLS to LIVEBY)」の2階にある。禮拜文房具のオーナーのひとりKaren Yangが2020年6月にオープン。お茶請けは、台湾の人気レストラン「香色 Xiang Se」のシェフによるもの。

禮拜文房具→琥泊→香色→STAFF ONLY CLUBという、台湾カルチャーのゴールデンルートを過ごす一日が待ち遠しい。


3. 三徑就荒 Hermit's Hut(台北)

2017年8月オープン。店名は、陶淵明『帰去来辞』の「三径就荒、松菊猶存(三径荒に就けども、松菊猶存す:庭の3本の道は荒れ始めているけど、松と菊の香りは残っている)」から。若いオーナー夫婦が同世代にも気軽にお茶にふれてほしいとの思いが、和と洋のアンティークなインテリアにも表れている。というより、オーナー夫婦の所作や雰囲気がとても素敵で、ずっと見ていられる。

台湾の空想旅行に「茶」の空想体験も組み込むと、コロナ禍で日に日に積もりまくる台湾ロスも幾分か和らぐに違いない。と思って書き始めてはみたものの、台湾ロスはより積もっているような気もする。


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