アトピーと掌蹠角化症

おそらく掌蹠角化症を持っています。病院ではっきり診断されてはいませんが、母と、母方の曽祖父が同じ状態だったそうです。地方の隔絶されがちな田舎なので血が濃かったのかなー。自分で見ても何度でも絶望するレベルでキモいので写真はあげません。

病院で「親もそうだし遺伝性のなにか角化症とかの」的なことは言われたことがありましたが、アトピーや喘息、じんましんの方が乳児期から圧倒的によくなかったので、そっちに言及されたことはありませんでした。アトピーを増悪させていて女子高生だというのにあちこちに白癬菌もありました。あのころはアレルギーにはまだザジテンくらいしかなく、これが言うほど効かなかった記憶があります。アトピーやアレルギーは母方の親類にはなく、父の家系だけなので、悪魔合体と言えるかもしれません。いとこが数人おり、そのいとこに子供が数人ずつおりますが、症状があるのは私だけなので、私で終わりになるといいと思っています。

多汗の人が多いそうですが私は乾燥します。東京の水は硬度が高いのか、phのせいか水で手を洗っただけで明らかに乾燥します。地元はかなり軟水なのか、そこまでならないです。

地元の大学病院には私が乳児だったころの「アトピーから全身とびひになったぽい大変な女児の全身写真」が保存されており、高校のころに大学病院に行ったらインターンのお兄さんたちが「これキミが子供のときの写真!」と親しげにその写真を見せてくれました。本当に全身ほぼどこもまともなところがないすげえひどい状態で、すげえ絶望しました。昔だったら川に捨てられてたわ。

現在は通院・投薬でそこそこの状態です。
入浴時に軽石で角質が白くなったところを擦っています。
手のひらは真っ赤ですが、薬が多彩になって選べるようになったことと歳をとって少しよくなってきたような気もしています。手の甲側は幼児のころからキメが荒くシワっぽくて老婆のようでしたし、50代から多少良くなってもなーーーーーーーーーんにも良いことはありません・・・今更だけど白いフワフワした手や足、喉から手が出るほど欲しかったなあ。

使っている薬
・アレロック(抗ヒスタミン剤)のジェネリック
・シングレア(抗ロイコトリエン剤)のジェネリック

・デルモベート(ステロイド)
・アンテベート(ステロイド)
・ヒルドイドソフト(保湿剤)
・プロペト(保湿剤・ワセリンみたいなやつ)

デルモベートとプロペトの混合-手指のアトピー
アンテベートとヒルドイドの混合-体のアトピー
プロペトとヒルドイドの混合-全身の保湿

・モイゼルト軟膏-顔用

・緊急用の気管支拡張剤
・入眠導入剤(たまに

アレロックは効くけど、通勤していると各種アレルギーに12時間もたないのでシングレアが追加されました。花粉がなければアレロックより下のクラスの薬でどうかなりそうに思っています。自宅にずっといると飲むのを半日くらい忘れているので。職場のカーペットかエアコンがまずいのか、単に体を動かすと症状が出やすいのかよくわからないです。カーペットはやっぱりダメかも。アレロックによる眠気は飲み慣れたせいか全然ないです。最初にも、なかったかもしらん。。。逆に歳のせいか不眠がちょっとあります。アレジオン、デザレックス、クラリチンなど飲んでたことがあります。

塗り薬は混合して処方されています。これがいい気がしています。ステロイドだけ使ったときの乾燥、水虫のなりやすさ、湿疹のぶり返しやすさ、細菌性の結膜炎を繰り返すことがなくなりました。乾燥が緩和されたのが良かったのか掌蹠角化症も多少はソフト(笑)な状態を保てるようになりました。上記が混合薬として3種出ており、それを毎日顔意外の全身に塗ります。2日までは塗らなくてもアレロックで抑えられますが、それ以上は背中などがブツブツしてくるのでダメです。アトピーがひどい時はヒルドイドは刺激を感じるので単体では普段から使いません。尿素クリームは手のひらがゴツいビニールみたいになって、しかも痛くなるのでダメです。

アトピーは食生活で改善する、という話があり、動物性タンパク質を抜いたり砂糖を抜いたりグルテンフリーにしたり、乳酸菌とビタミン剤の併用などいろいろやってみましたが改善しませんでした。漢方にもあまり期待していません。ただ、漢方は他のことでは圧倒的に即効性があるのでサプリと同様いくつか常備しています。食事を始めとした療法には効くのもあるんだろうけど、アレルギーとアトピーはすぐ悪くなるので効いてくるまで待てないです・・・

皮膚は年齢もあって順当に薄くなっており、腕と足は内出血だらけ、ぶつけて年に何度か意味のわからない流血沙汰がありますが仕方がありません。足もぶつけたところが流血しやすいので外では黒いハイソックスしかはきません。

アレルギーそのものはいろんなものにあります。ハウスダスト、花粉、犬猫、鯖、甲殻類、羽毛、齧歯類、検査は子供のころに受けて以来やっていません。「高いしどうせ薬飲むのに」という医師の言葉に納得しまくったから。母は牛乳を疑っていましたが子供のころは目にみえてアレルギーを起こす食品はなく、今もだいたい目に見えるものなので事故のような目にあったことはないですが、甲殻類アレルギーは成年後になったので、しばらくは気がつきませんでした。エビカニを多用するアジア料理屋で食事をすると調子を崩していたので、食べ慣れないスパイスがあわないか、食べ過ぎと、甲殻類の消化が悪いせいだと思ってました・・・口腔のザラついた感じと、多少の息苦しさ、あと半日近く胃が動きを止めたみたいな変な感じになります。なので下剤使ってました。カップヌードルの具に入ってるエビ程度の量なら一度に食べられます。鯖はじんましんが出ます。以前は1匹まるごと買ってくる程度には好物で、ばってらや煮付けなどかなり食べてたので寂しいですね。最後の晩餐はばってらと決めていますw 経験的に今触って大丈夫そうな動物のひとつに馬があります。

ケミカルなものにもアレルギーがあるかもしれませんが、乾燥して過敏になると出やすいだけな気もしており、わからないです。デパートでコスメのタッチングしてくださっている端から発疹があって美容部員さんを驚かせてしまったことが何度かありますが、めんどくさいので成分を追求したことはありません。

ハウスダストはそこそこあり、毛糸売り場とか、冬にマフラーや手袋などもふもふがたくさん置いてある売り場やタオル売り場でくしゃみが連発します。成人式で女の子が晴れ着の上に羽織っているもふもふもダメで、電車の中でそのシーズンになるとくしゃみが出ます。羊毛フェルトの材料や商品もちょっと触ると手がかゆくなるのでウールも実はちょっとあるのかもしれませんが、着ている分には大丈夫です。着るものだとアンゴラが10%くらい入っているとコートでもちょっとしんどいです。羽毛は清潔ならわからないですが無駄になるともったいないのでダウンは持っていません。あとはリネンが全般にダメです。なんか肌に刺さるw しかし今は化繊の性能が良いので、化繊だらけです。 

あと、記憶があいまいなので何とも言えませんが、海水でかぶれたようになります。海水がかかったところだけ赤くなったりします。海辺で遊ぶときは足にワセリンをギトギトに塗っておくと大丈夫ですw 料理もきゅうりの塩揉みなどは結構刺激を感じます。



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