正社員という魔法のコトバ
ある日本人の求職者の方が
わたし(人材紹介業)との面談で
「就職氷河期世代は『正社員』という待遇に弱く
ブラック企業に就職してしまう人も多い」
という感じのことを言っていた
就職氷河期世代とは
広域でだいたい30歳半ば~50歳くらいまでで
確かに苦労している方は多いと感じる
ある求職者の女性の方は
入社時は派遣で、無期転換ルール(5年ルール)を目標に頑張って
最賃ギリギリで働いていたが、情勢が変わった
無期転換ルールとは
もともと労働者が無期転換(正社員)を申し込むというシステムだったのが
雇用主にも選択権が与えられ
雇用主から声がかからなければ申し込みができなくなった
つまり、5年就労しても
雇用主がオファーしないと正社員にはなれないという状況に追い込まれた
そして声はかかりそうにないよう
確かにルールだけみれば
労働者にも雇用主にも選択権?決定権?が与えられるのだから
平等と言えば平等
ここで問題は年齢である
派遣期間中に年齢が上がってしまった
派遣での入社当時にこのルール改正を知っておけば
派遣を続けながら、転職活動もできたかもしれない
だが現在、どの求人にも年齢の壁にぶち当たる
みなさん、さまざまな形でご苦労されているよう
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