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【ビジネス職のためのデータ活用入門】ビジネス職の私がデータプラットフォームとしてSnowflakeを推す理由

ビジネス現場で日々データ活用に奮闘されている皆様、こんにちは。言い古された言葉ですが、データは「新たな石油」とも呼ばれ、その価値は近年特に高まっています。しかし、データを有効に活用するためには適切なプラットフォーム、いわゆるデータプラットフォームが必要です。今日は、そのデータプラットフォームの概要と必要性、そして私が強くおすすめする「Snowflake」についてご紹介します。

そもそもデータプラットフォームとは?

データプラットフォームとは、企業が持つ様々なデータを集約・管理し、それらを分析・活用するための基盤となるシステムです。データの収集から保存、加工、分析、共有までを一元的に行うことができます。これは単一のサービスから成るというよりは、複数のサービスを組み合わせて構成することが基本になってきます。

なぜデータプラットフォームが必要なのか?

では、なぜデータプラットフォームが必要になってくるのでしょうか?それは以下のような理由からです。

- データのサイロ化の解消: 部署やシステムごとにデータが分散したままだと、データの価値を引き出すことができません。データをSSOT(Single Sorce Of Truth = 信頼できる唯一の情報源)として統合管理することで、データは真の価値を発揮できるのです。

-迅速な意思決定: データを、いつでも、迅速に、かつ柔軟に確認・分析できる状態を作っておくことで、ビジネスの意思決定を迅速化します。意思決定の迅速化は機会損失を低減することにつながり、利益最大化に寄与します。

- コスト削減: 適切なプラットフォームがない場合、必要な情報を抽出したり、データを管理するうえで無駄なコストが発生します。プラットフォームを構築することでコストを削減します。

- セキュリティとコンプライアンス: データの一元管理により、セキュリティポリシーや法規制対応のためのガバナンスを向上させることができます。特に個人情報の取り扱いなどにおいては、少しのミスが取り返しのつかない損害につながる場合もあるため、セキュリティやコンプライアンスを高めることが今後より一層必須になってきます。

主なデータプラットフォーム

データ活用の重要性が高まる中、各大手クラウドベンダーも多様なデータプラットフォームを提供しています。例えば、Amazon Web Services (AWS)のRedshift、GoogleのBigqueryなどが有名です。それ以外にも、Databrics,Snowflakeなどといったサービスが存在します。本日は、この中の1つSnowflakeに焦点をあてて、なぜビジネス職の私が、ビジネス職も利用するデータプラットフォームとしてSnowflakeを推すのかについて解説いたします。
※原則として、各社のプラットフォームごとに特徴や向いているユースケースがあるため、自社の事情を鑑みて総合的にプラットフォームは検討する必要があります。場合によっては、複数を導入するケースもあります

Snowflakeとは?

Snowflakeはデータの取り込み、統合、分析、さらに安全な共有を一元管理できるデータプラットフォームです。AWS、Azure、Google Cloudといった主要なクラウドサービス上で動作する、フルマネージド型のサービスとなります。

私がSnowflakeを推す3つの理由

私がSnowflakeをビジネス職に推す理由は以下のとおりです。

1. 1つのプラットフォームで様々なデータ操作が可能

Snowflakeは、多数のワークロードを1つのプラットフォーム上で動作させることができます。これによって、データサイロの問題を解消し、ビジネス全体でのデータ活用を促進します。

2. 設定操作がシンプルで扱いやすい&フルマネージド

ユーザーフレンドリーなインターフェースと直感的な操作性により、専門的なIT知識がなくても、多少のSQL知識があれば容易に扱えます(そして多少のSQL知識は学べばそんなに時間がかからず習得ができます)。スケーリングも自動で行われるため、急なアクセス増加にも柔軟に対応できます。これにより、システム管理の負担を大幅に軽減します。

3. コミュニティの熱量

Snowflakeのユーザーコミュニティは非常に活発で、最新の活用事例や技術情報が日々共有されています。コミュニティを通じて他社の成功事例を学んだり、専門家からアドバイスを受けることができます。この熱量が、Snowflakeを使う上で大きな支えとなります。また、ビジネス職にとってはエンジニア向けに書かれたドキュメントだけでは辛い部分もやはりあるのですが、経験者に教えてもらえるのと、実際のハンズオン動画・記事が豊富にあるため、とても実践しやすいです。

以上が、私がビジネス職にSnowflakeを推す理由です。気になった方はぜひ無料トライアルに申し込んでみてください

まとめ

ビジネス現場でのデータ活用はビジネスにおいて不可欠になってきています。しかし、それはもうIT部門に任せるだけではなく、業務部門・ビジネス部門も積極的に関わっていく必要があります。もし社内にデータチームやDXチームがあるなら、そのチームに相談してみるのも良いと思いますし、もしそのようなチームがなければ、まずは試してみる、外部に相談してみるというのも選択肢になると思います。

その中で、もしあなたがビジネス職の場合、Snowflakeはシンプルかつ強力なデータプラットフォームとして有力な選択肢になると思っています。是非一度そのパワーを体感してみてください!

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