台湾問題について考える(3)
(前回の続きです)
2022年8月ペロシ訪台直後、中国が対抗措置と称して実施した軍事演習について「台湾封鎖」の可能性が論じられるようになりました。武力による併合が難しいなら封鎖して屈服させるというアイデアです。強硬性を強める中国の態度故あまり注目されませんでしたが、2024年3月にアメリカンエンタープライズ研究所が「From Coercion to Capitulation HOW CHINA CAN TAKE TAIWAN WITHOUT A WAR」という論文を発表し