Yamamoto "6 Retrograde Canons" performed by Christian Clavère

フランスのヴァイオリニスト、Christian Clavère氏が、拙作「6つの逆行カノン」(6 Retrograde Canons)を演奏してくださいました。オリジナルには一切のダイナミクス、アーティキュレーションを付していないのですが、誠に適切な解釈を施していただきました。逆行カノンは、旋律を普通に演奏したものと、終わりから演奏したものを同時に鳴らすと調和したカノンとなるもので、以前KM大先生が書いておられたのを見て真似したのが始まりです。もちろん大バッハは音楽の捧げものの中で奇跡としか思えない見事な逆行カノンを書いています。ここでは、G dur, c moll, f moll, h moll, cis moll, D dur の6つのカノンが続けて演奏されます。楽譜が表示されるので「確かに逆行しているか」を目で確かめてもいただけます。楽譜はimslpにあげておきました。Merci beaucoup, Christian!


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