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好きであるから得意であるとは限らない

これは私の友人(女性)のお話です。彼女は私と話している時、たくさん笑ったり、自分から最近どんな事があったかを楽しそうに話してくれます。もちろん私が話している時は興味津々に聞いてくれます。けれど彼女は人と話すのが苦手だと言います。初めてその話を聞いた時、正直驚きました。話していてつまらないと思ったことは一度もないし、私が自分の話をしていても、感じの良いリアクションをしてくれて興味津々な顔で話を聞いてくれる子が話す事が苦手だと感じているはずがないと思ったからです。

どういった時にそう感じるのか聞いてみました。一つは二人で話している時に話が続かない事がある。そして二つ目に、仲の良い人とは話せるけれど、初対面の人に話しかける事が難しい。という2つの理由から彼女は自分は話す事が苦手だと感じていると話しました。
しかし彼女は、話すことはとても大好きだと言います。ただ上手く会話をする事ができないだけなんだと。何か私に手伝えることはないかと考えました。人と話すことは私自身もとても大好きでその魅力を苦手意識に妨げられて欲しくないと感じたからです。それから彼女とは1ヶ月に1度ほど会って話したり、電話をしたり、たまには私の友人を誘って何人かで話したり。私は色々な人と会話できるような機会を作り、彼女は会話を楽しみながら苦手意識をなくすために頑張っています。これが正解なのかは全くわからないけれど、彼女からは、楽しいしこれからも続けたいといってもらえているので、続けて行きたいなと思っています。

好きであるから得意であるとは限らない、という話について書かせていただきました。私は好きなこと、が苦手なことであったとしても楽しいのであれば得意である必要はないと思います。私はキャッチボールも大好きですが、ボールを早く投げることもできないし、思ったところにしっかり投げることもできません。それでもキャッチボールは大好きですし、これからも続けたいと思っています。でも、彼女のように好きなことを得意になるように頑張っている人を見て、すごいなあ。僕も頑張らないとって思いました。。(キャッチボールを、ということではない)
頑張ろう。

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