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不妊治療 ついに体外受精に挑戦した時の話

体外受精ってどんなイメージですか?

不妊治療をしていない方からしたら、

なんかこわいとか

試験管ベビーとか

自然に逆らってるとか

そんな暗いイメージもあるかも知れませんね。


私も最初は「私はそこまでして子供が欲しい訳ではない」と思っていました。

タイミンング法でできなかったら諦めよう。と。

でも病院に通いだしてからの私は変わりました。

そして病院にて人工授精にチャレンジするも失敗。

(そちらのお話はこちら。⏬)

たった何か月で私の中でいろんな気持ちが目まぐるしく変わって行きました。

(今、出来ること全てにチャレンジしないと一生後悔する)

(ここで諦めたら一生赤ちゃんに出会えないかも知れないけれど、一度のチャレンジでもやってみれば赤ちゃんに会えるかも知れない)

正直、お金の事やからだの事、沢山の不安はありました。

東京都や区からの助成金が出る事も知り気持ちを後押ししてくれました。


採卵の日。

痛いと聞いていましたが確かに少し痛かったかも知れません。

でも、そんな痛さをも上回る幸福感がありました。

先生が頑張って採卵してくれてる。

今までは卵子と精子が会えてるかすら分からなかったのに、今回は確実に出会えるんだ!と謎のワクワク感でいっぱいでした。


ただ、ちゃんと受精するか、さらに分裂するか...

など、赤ちゃんになるためには気の遠くなるほどの過程があり採卵が終わった後から徐々に心配が膨らんで来ました。

病院にちゃんと受精して分裂したかなどを電話で確認するのですがそれはもうドキドキ、心臓バクバクです。

受精卵は3個。

なかなか繋がらない電話が本当に長く感じました。。(涙)

結果は、1個の卵が5日目胚盤胞というところまで育ってくれました!

そしてその1個を子宮に戻せることに、

嬉しくて。嬉しくて。嬉しくて。

世界が一気にばら色になったのです!

受精卵を先生が子宮に戻してくれた時、ちゃんと着床するかさえも分からないのに、主人と私の赤ちゃんが確実に今子宮の中にいるんだ!と思うと涙も出ましたが、何より愛しくて幸せな気分にさせてくれました。

そして(5年前の事なので曖昧な部分がありますが)、受精卵を戻してから7日後くらいに病院に妊娠判定に行くことになっていました。

待ちきれずに二日ほど前に妊娠検査薬を試してみると、なんと!

陽性!!

なんと一回の体外受精で上手くいったのです。

(やったぁ、私が一歩や二歩、踏み出したから赤ちゃんに近づけたんだ!)

病院にいき先生に

「おめでとう!がんばったね!」

と言ってもらえ、さらに安心し後日赤ちゃんの心音を確認してから、いよいよ産婦人科に転院する事になりました。

8か月ほどしか通ってない病院でしたが、卒業するのが寂しく感じられました。

(あーもぅここに通う事もないんだ、先生とももぅあえなくなるんだ)

ぼんやりそんな想いを抱きながらも新しくいく病院のホームページを見ながら、妊婦生活に胸を躍らせたのを覚えています。


ただ、これで全て上手くいかないのが人生です。。涙

次回にまた書きますね。


おわり。




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