「野良ニンゲン」を読みました

もうずっと読みたかったREDSPIDER Juniorさんの自伝、「野良ニンゲン」、読了しました。

私は中学生のときMINMIさんを聴いてから、ずっとレゲエを聴いて大人になった。
バイト代も社会人になってからの給料もCD代に充ててた。
今も尚、レゲエが大好き。

そんな私にとってJuniorさんは雲の上の人。
ステージ上で暴言吐いてるの見るだけで心臓持ってかれる。
もう信仰の対象。
憧れっていうか、神。

ここ数年はYouTubeチャンネルを立ち上げてくれたから、多少身近な人かもと勘違いしそうになるけど、知れば知るほど好きになるんだよね。
ちなみに異性としては絶対無理。
あくまでレゲエサウンド界隈の重鎮として、若い頃からのファンです。
推しっていうか本当に神。
口をきくとかお近づきになるとかそういうのも無理。
存在してくれてありがとうの域だからね。

そんなJuniorさんの自伝が出ることは当然知ってた。
予約で買うかすごい悩んだ。
でも、発売が去年の秋だったの。

そのとき私、ストレスがやばかった。
忙しかったし。
せっかくの神の書物をコンディション悪い状態で読みたくなかったから、泣く泣く見送った。
絶対に読むと決めてはいた。

そしてとうとう先日入手して、今日満を持して読んだ。

もうね、やばかった。
出すエピソードを見て、「ああ確かにあの時代」みたいな感覚になった。
これはあの、伝記と一緒。
歴史的人物の生涯を歴史的出来事と共に辿るみたいな。
あああそこで「○○の乱」が起きたんだよね、的な。
教科書読んでるみたいな感じだった。
歴史辿ったよね。
勝手に。

同じ時代に生きていて良かったなあと思ったし、同時に雲の上の人もやっぱり人間なんだなあと思った。
Juniorさんてすごすぎるから、物凄いハードスケジュールもさらっとこなすし、平気でどんどん規模の大きなイベントとかこなしていくし、リリースする音源ヤバすぎるし、イベントでも毎回バチバチに決めてくるし。
だから、本当に勝手に神だと思ってた。
同じ土俵に立ってる人間のはずないって勝手に除外してた。

けど、表に出さないだけで色々苦しんだり辛い思いをしたりしてるんだよな、って勝手にしみじみして、やっぱすごいなって改めて思った。
元気貰ったので改め頑張って生きて行こうと思う。
そして一生推そうと思った。
おばあちゃんになってもイベントでタオル振り回したい。
なのでJuniorさんにも是非死ぬまでサウンドマンであり続けて欲しい。
一信者からの勝手な願い。
どうか叶いますように。

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