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NOと言う技術

人生の操縦席に自分が座り、自由自在にコントロールして道を歩んでいく上では、「NO」と言う技術は必要不可欠だと思います。

私自身、以前は断るのがすごく苦手でした。仕事でも友人からの遊びでも、誘われたら承諾するというのがどこか当たり前になっていて、断るのは悪いことだと思ってた。

誘われたけどどうしても出来ないとき、どう考えて気分が乗らないときも、「NOというのは悪いこと」という思い込みがあるせいで、微妙に嘘をついたり、誤魔化したり、返事を先延ばしにしたりと、相手にも不快な思いをさせてしまったなと思います。

そんなことをやっている自分に次第に飽きてきて、「断るスキルが底辺レベルだと自分も苦しいし、相手にも迷惑をかける。上手に断れるようになりたいな」と思うようになりました。

断るチャレンジを始めたての頃は、「ここでNOを言うことで自分も相手も必ず良い方向に行く」というマインドセットをして、何とか勇気を出していました。

そのマインドできちんと自分の思いを正直に伝えていくと、本当に自分も相手も良くなっていく状況を自分の目でたくさん見ていくことになります。

結果として、「NOというのは悪いこと」という過去の記憶が「正直に断るのは良いこと」という成功体験で上書きされて、断ることに精神的な負荷を感じることがなくなりました。

今では、ほぼ直感で「これは乗る」「これは断る」という判断をして、基本即レスなので、あーだこーだ悩んだりする時間はほぼゼロです。

以前は人間関係の悩みが頭の大半を占めていたので、そこがぽっかり空いてみると、世界がキラキラ輝いて見えて「脳みそお花畑」とはこのことかって感じ。

NOと言う技術を身につけると脳みそお花畑になる」。なんだか今日はそんな結論になっちゃいましたね。




Cover photo by Olegs Jonins

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