ターキッシュ山登りサッカー少女の入山と随分前のガイナーレ鳥取記事について【6月ハイライト】
明日には編集長がしっかりとしたまとめを作ってくれるはずなんですが、私は私で1記事に絞って今月を振り返りたいと思います。この記事の目的は人にフィーチャーすることです。
あ、そのまえに!!OWL magazineの今後、7月中に決めて、8月から動きます。今の所の選択肢は2つ。
・このまま継続
・別のマガジンとして作り直す
です。というのも、いまのマガジンの形態だと著者陣20名までしか登録できないんですよね。でも、今22人います。これほど喜ばしいことはないのですが、対策は考えないといけません。
そして、OWL magazineは運営上はうまくいっていますが、どうしてもコンテンツの質を売上に結びつけられずに苦しんでいるので(チームが強くなってもチケットが売れないみたいな話)、そこも改善する必要があります。
そのための書籍化でもありますが、書籍にOWL magazineの告知ページを設けるつもりなので、これは今やるしかない!決戦は7月!!
というわけで今月も色んな記事が出ました。
Twitterで見つけて速攻で勧誘した天才・薄荷の華麗なるデビューもありました。
表現力というか、情熱量というか。とにかく熱が半端じゃない彼女の記事について語るのは……。今度の機会にします!!
天才・薄荷さんの今後に要注目です!
で、今日フィーチャーするのは「ターキッシュ山登りサッカー少女」ことハラコさんです。
彼女との出会いは唐突でした。ある日突然謎の女性からFacebookにメッセージが送られてきました。メッセージの趣旨は以下のような感じです。
「なんだか全然わからないけど、OWL magazineで書いてみたい!!」
Twitterをやっていないしペンネームもなかったので、まずはペンネームを考えるところから始まりました。
とりあえず腹ペこのハラコさんということで落ち着いたので、企画に取り組むことになったのですが……。
出るわ出るわ。
どんどん出るわ。
こんなに企画が出てくる人も珍しいというくらい出てきます。そして企画一つ一つの個性の強さが素晴らしいです。良い企画と悪い企画の見分け方にはいろいろあると思いますが、企画の内容を話しているうちに次々と話が膨らんでいくものはかなりいい感じです。
ハラコさんが送ってくれた企画内容はFacebookメッセージの走り書きだったのですが、後でカウントしたら2000字ありました。素晴らしい!!
企画の詳細についてはもちろん内緒なのですが、どれもこれもいい感じです。ふふふ。
OWL magazineでやりたいことは著者を育成することです。今の時代の出版社って著者の育成からやってくれないんですよ。その代わりに育った著者の取り合いをしたり、有名人に書いてもらったりしています(有名人は自分で書かないことも多いですが)。
OWL magazineでは、著者の発掘から始まって、ウェブ記事を書いてもらって、連載できる力を付けて、最終的には本の著者にまで育て上げようとしています。これって、本当は出版社が取り組まなきゃいけないことだと思うんですが、なかなかそこまで回らないみたいですね。
なんでかというとこういうことです。
良いコンテンツを「果実」に例えましょう。美味しい果実は良いコンテンツです。
読者は果実を味わって判定します。
普通の編集者は、果実を見ただけである程度味がわかります。目利きが出来ます。
優秀な編集者ならば、実がなる前から樹木の状態や気候を見て、美味しい果実が出来るかどうかを判断できるでしょう。
でも本当は、土地に栄養を与えて、種をまいて、育てるところもやらないといけないんですよ。誰かがやらないと出来ません。
現状では、学校教育が畑の役割を果たしていますが、その後本の著者になるまでかなり距離があるんですよね。そこを自力で飛び越えないといけないので、本を出すのはとても大変なのです。
ぼくとしては、苗木くらいの段階で才能を見抜いて、立派な樹木に育てる仕事をしていきたいと思っています。
なんでそんなことがしたいのかというと、ぼくが、そういう人に出会いたかったけど、出会えなかったからなんですよね。もちろん支えてくれる人はいましたけど、教育プログラムはありませんでした。
大学院にも教育プログラムはありましたけど、あれもなかなか酷いもので……。ハイプレッシャーを掛けて、そこを這い上がってきた人だけが生き残れるというやり方だったので、ちょっとね。あれでは人は育たないなぁと強く思った次第です。
ぼくが1番やりたいことは「書く」よりも「育てる」なのかもしれません。
今は若木が勢いよく育ってきた時。売上を作るとか、ビジネスをするとかいう意味ではとっても厳しい時期で、資金繰りのことが夢にも出てきますが、ここはやせ我慢をしてでも乗り切って、実りの時を迎えたいものです。
その時は、OWL magazineの読者の皆様も乾杯しましょう!!
あ、購読者限定で謎のスナック企画を置いておきますね。近々やります。
ここから先は
OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌
サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポー…
文章や音声コンテンツが面白いと思った方は、是非サポートをお願いします!コンテンツづくりのための経費や投資に使わせて頂きます。用途については不定期でnoteに公開します。