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あの素晴らしい旅の思い出を「光り輝く旅エッセイ」として永久保存する具体的な方法【旅とサッカーのOWL magazine】


OWL magazine読者の皆様こんにちは。

旅がしづらい世の中ですが、だいぶ回復はしてきました。

それでもぼくはまだ旅に行けません。コロナの影響によって想定していた収入よりも半分程度しか得られなかったため、今年中はキャッシュフローの整理に追われることになりそうだからです。

従って、しばらくはブラジルや今治を中心とした過去の旅について記事にしていくことになります。

昔のことだから忘れちゃってるよなー……。

ちゃんと書けるか不安だなー……。

というかどうやって書いたらいいのか、書き始めたらいいのか検討もつけないや……。


こんな方のために昔の旅を記事にするための具体的な方法をご紹介したいと思います。なお、この記事のアイデア出しと構成は、京王プラザホテルのラウンジでやりました。上質な空間で、1300円のコーヒーを飲みながら——。おかわりをくれたので一杯650円になりましたが——。

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ちょっとした旅気分!

気持ちのいい場所で気持ちのいい時間を過ごす、旅の醍醐味みたいなものを少し思い出しました。

ぼくはタクシードライバーを3月に始めました。だから、もう半年は経過しています。1500人以上のお客様に乗って頂いております。その中で、観光客ではないかと思われる方は、ほとんどいません。もしかしたらそうかもしれないなという方ですら10人もいません。

特に外国人の観光客は皆無です。というよりも、日本在住以外の外国人を載せることすら稀です。

あ、この間、地方から出てきた友達に歌舞伎町の怖い掟とか、ホストのエグい営業方法とかをガイドする女性ならいましたが……。それはまた別のお話。

さて、では始めましょう。この記事は月額マガジンの記事なので途中から有料記事となります。ご注意ください。


旅とは未来であり希望である。


旅の楽しみの一つは、次はどこへ行こうかと妄想することです。あるいは行き当たりばったりかもしれません。人生は同じ事の繰り返しになっていきますが、旅においては未来が予測不能で夢に満ちあふれています。

だから、旅は未来志向の試みだと言えます。小学校の卒業式で「将来の夢は小説家です!」と大声で発表した時と同じように、未来の可能性に賭けているわけなので、非常に清らかで、美しく、気分の良いもの。それが旅です。

一方で、どんなに素晴らしい旅であっても、すぐに過去のものになってしまいます。OWL magazineが誇るシリアルクレイジートラベラー(連続狂気旅人)FJまりこの場合には、すごい速度で旅が過去のものになっていくので、それを唖然として眺めていたものです。毎月海外出国とか、何週間も連続で旅に行くとか——。

さておき、どんな人であっても、終わった旅は過去のものとなります。旅は、未来に対して夢や希望を雄弁に語るのをやめて、心の中の宝箱にひっそりと入っていきます。そして、いつしかほとんど思い出すことがなくなっていきます。

もっともOWL magazineでは、未来の妄想旅を記事にするという新しい試みもはじまっています。ぼくはノウハウを持っておらず、決して簡単なことではないと思いますが、妄想トラベラー見習いのすずさんのやる気はみなぎっているのできっと面白いことになると思います。


さて、旅の思い出はしまっておかれると書きましたが、時々引っ張り出すこともあります。

ねー、しんたろう。カンボジアって行ったことある?」

「あー、あるある。そういえば行ったよー。」

「どのくらい行ったの?なんか思い出あった?」

「そうだね。一週間くらいかな。たまたま日本代表の一行と同じ飛行機になって、寝起きの原口元気が、誰やねんこいつって感じで目を細めてずっとぼくのことを見てたよ。あとハリルホジッチと5秒くらい見つめ合った。槙野がポマードポマードっていいながら髪の毛整えてた。最後のは嘘だけど。」

「へー!すごいね!そういえば、槙野と言えばさ!」

と、話は槙野選手のほうへと逸れていきます。ぼくは一瞬カンボジア旅について思い出しましたが、それはすぐに記憶の中にしまわれていきます。だからこういった思い出について語られることはありません。

アンコールワット遺跡のことも、誰にも言えない夜の大冒険も、凄まじく美味しかったチキンライスも、アビスパ福岡ユースとの死闘も、孤児院でブレイクダンスをミスって頭を強打したことも、FJまりこと高層階のバーで話したことも(他のみんなもいましたよ)、スタジアムで猫ひろしさんを見かけたことも、ぴろぽんぴんの運転する原付で道路を逆走したことも……。

こういったことを大事な思い出としてしまっておくのも悪いことではありません。でも、引っ張り出してきて、お洒落をさせると一生の宝物としてみんなに見せることが出来ます。

誰かの旅エッセイに感動して、そこに行って見たいと思ったことはありませんか? 光り輝く旅エッセイにまで昇華させることが出来れば、誰かに影響を与えることもあるかもしれません。

誰かの旅がきっかけとなって旅が生まれ、その旅がきっかけでまた別の誰かが旅に出て行く。旅を連鎖させていくことが出来るのも、OWL magazineの面白さの一つです。

それってとっても尊いことだと思っています。

というわけで書き方のノウハウについてです。

無料部分に箇条書きのノウハウは載せておきます、また、ぼくはこういったメソッドを用いてサッカー旅エッセイをOWL magazineに連載しているので、実践方法がわかるという意味でも……。

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「秘伝!旅記事の書き方!」

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5.現在から回帰させ旅の意義づけを行う
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スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費するのではなく旅によって価値を生み出していくことを目指したマガジンです。 記事数は毎月12〜15本、記述量は毎月10万字程度で、有料率は概ね50%程度です。寄稿も随時受け付けています。

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作家・Youtuber。偏差値30からの大学受験を経て東京大学文科Ⅱ類(経済系)→文学部に進学(宮沢賢治の生命観)→大学院は理転して農学系(アワビ類の行動生態および繁殖生態の比較)→自主退学しスポーツ系の物書きに。著書『サポーターをめぐる冒険』がサッカー本大賞2015を受賞。

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サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL magazineでは、サポーターが主役となって「サッカーと旅」というメインテーマを中心に記事を書いています。プロのライターよりもOWL発で書き始めた兼業物書きのほうが多いです。代表:中村慎太郎 タクシードライバーと物書きの兼業。著書『サポーターをめぐる冒険』(ころから)サッカー本大賞2015受賞。クリエイターの育成が得意。 主に購読料によって原稿料を支払っています。是非ご支援お願いします!

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