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アジア州版!桃太郎電鉄を作ろう!
ども。ハトムギです。ど田舎で中学校社会科教員をしています。
真夏のスタバでは、HOTを頼みます。#スタバ小慣れ感
今日は1学期に実施した、アジア州のまとめの授業を紹介します!
みなさん、桃鉄教育版は知っていますか?
知らない人は、うどん屋でビックマックを頼むくらいやばいので、
ぜひ、下のリンクから飛んでほしいです。
タブレット画面にKONAMIが出てくると歓声がわき起こります。
中には、涙する子も出てきます。僕はこれがやりたっかと叫びながら。
この破壊力はえぐいです。
しばらく、「今日は桃鉄ですか?」のスヌーズ機能が追加されます。設定で消せないので要注意。
さて、桃鉄を行う上で困ることが2つある
まず1つ目は、使うタイミングだ。
日本の都道府県に限られているので、使うタイミングがと限られること。
2つ目は、これ、学びになってる?問題だ。
元来、ハトムギは「楽しければいい」というモットーの下、授業を行なっているので、この手の質問はよこさないでほしい。
仮に「育成される資質・能力は?」なんていう人がいれば、
すぐに大外狩りかけて、耳の穴から足突っ込んで、差し歯をピロピロ言わせてあげるので、安心してほしい。
さて、「遊び=学び」と言われても、指導主事は納得しない。
そこでだ。駅周辺トピックを注目してほしい。
そこに、いかにも勉強っぽいものがある。そこを利用していると言えばいい。誰が、なんと言おうと譲らない。そう、生徒はそこを見ながら勉強しているのだ。絶対に!!!!・・・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1690964688037-20qVkEMwVx.jpg?width=1200)
嘘だ。全く見ていない。生徒たちは、メッシの如く強烈スルーをかまして、ゲームを進めていく。うん。これが現実だ。
この2つの課題をクリアするために考えたものが、、
「アジア州版!桃太郎電鉄を作ろう!」だ。
ステップは、
1時間目:桃鉄教育版で遊ぶ
2時間目:アジア州版を作る
3時間目:アジア州版で遊ぶ
だ。キューピーも驚く、3時間クッキングだ。
まず1時間目だが、あらかじめ、この後、アジア州版を作るから、どのようなトピックを入れればよいか、考えておくことを伝える。
これで、遊びながらもトピックに注目するはずだ。・・・うん。注目するはずだ・・・。
そして、2時間目だが、たっぷり遊んだ前回の余韻を残しつつ、
アジア州の国々のトピックを作成していく。イメージは以下のようなものだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690965290670-FSfokC8y5P.jpg?width=1200)
使うものはGoogleスライド。共同編集が容易にでき、他の人のスライドをすぐに見れるのが使い勝手が良い。
ここで重要なものが、桃鉄のラッキーマス。そしてアンラッキーマスだ。ここに、その国の特色が現れる。
![](https://assets.st-note.com/img/1690965604937-tdijoA15BR.png?width=1200)
この罰ゲーム的な要素を考えるのが楽しい。
基本、罰ゲームオンリーになるが温かい目で見守ってほしい。
「ジャカルタの交通渋滞に巻き込まれた3回休み」
「スコールが降り、雨宿り。1回休み。」
「ウォッカを間違えて飲んでしまった。気がついたらイランにいる」
おもろいアンラッキーマスがたくさん出来る。
⚠️本家より、難易度が上がります。
では、どうプレイするのか?Google Apps Scriptを使い、サイコロや行き先を決める拡張機能を作ります。
大丈夫だ。白目を剥いて、泡を吹いているそこのあなた。
ChatGPTに作らせればいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1690966869243-7QIAtaTdlO.png?width=1200)
サイコロも同様に作ることができる。この辺は、アナログでいくらでもできる。
鉛筆を立てて離した先が行き先とか・・・。
話は少しそれる。
当初、このアジア桃鉄のルールをどうしようかと悩んでいた。
ハトムギは「最初に目的にゴールした人が勝ち」のルールを想定していたが、
生徒から強烈なツッコミが入る。
それ、桃鉄じゃないですやん。お金の要素があって、桃鉄ですやん。
完全に舐めてました。すんません。お金の要素を入れる??とクラスに聞いたところ、全員が当たり前やんかの如く、入れましょうとなった。
海に行って、海パン持って行ってないのと同じやで、
と諭された気分だ。
結果的に、スプレッドシートを作って、お金の要素も入れることにした。
![](https://assets.st-note.com/img/1690967309426-qqUc3FYUHB.png?width=1200)
そうそう、忘れていたポイントが一つある。生徒にスライドを作らせる時は
「納期を決める」ことだ。
何が、なんでもこの納期を間に合わせろという。そうでなければ、
子どもたちの笑顔を見れないぞと。
#笑顔の裏のブラック労働
子どもたちは、働き方改革を訴えながも、
クラスの笑顔のために、必死に納期に間に合わせる。
スライドが完成したら、ここからは、先生の仕事にバトンパスだ。
最初の地図の国名と、スライドをリンクさせていく。
これがめんどくさい。
解決方法は、とにかく、手を動かす。
![](https://assets.st-note.com/img/1690967619195-ivvzFP6CLD.png?width=1200)
国とスライドをリンクさせたら、終了。
あとは、次の時間に遊びまくる。
教室は、熱狂の渦に巻き込まれるだろう!
そして、新しい情報がKONAMIから入る。
桃鉄世界版出るってよ。
え。fkc;sdin!>WL!<!vsdjlkhm?!。
それ、買えばええやん。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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