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実験的な日記

おはとむぎ!

朝、轟音のせいで目が覚めたので、何が起きたのかしらと外を見てみましたら、車軸を流すような雨が降っていましたので、今日は外に出れそうにないと思い、

では読書をしようかしらと思い立ち、本棚から芥川龍之介を数冊引っ張り出して、杜子春や鼻などぺらぺらと読み進めていたところ、

携帯に着信がありましたので、出てみたところ母からで、暮れに実家に帰るかどうか聞きたかったようでしたので、
30日には帰るよと伝えると、どうやら安心したようで、電話が切れましたので、読書の続きをしようと本に目を戻そうとしたのですが、

ふと時計を見ると正午をとうの昔に過ぎており、そこで自分がお腹を空かせていることに気付いたので、お昼を摂ることにしたのですが、

自炊するのは面倒だから外食にしようかしら、UberEATSにしようかしらと悩んでいるうちに、14時を過ぎてしまったので、空腹に耐えかねてうどんを作ろうと思い立ち、台所に立つことにしたのですが、

うどんのつゆに必要不可欠な和風だしの素がなく、塩も心もとなかったので、買い出しに出ようとしたのですが、依然として天気は悪く、外出が憚られたので、

やはりUberEATSだろうとアプリを起動すると、配達員さんもこの天気では外に出る気が出ない様で、「近くに配達員が〜」という文字ばかり出ており、まったく役に立たないもので、

私としては、天気の悪い日に外に出たくないからUberEATSを頼むのに、配達員も外に出ていないのであれば本末転倒だろうと、行き場のないやるせなさをボヤくのですが、

部屋には私1人、咳をしても1人という訳で、ボヤいてもモヤモヤを発散することはできず、皆にこのやるせなさを共有しようとこの日記を記している次第です。


                  はとむぎ

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