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要約 京大医学部の最先端授業! 「合理的思考」の教科書

要約 京大医学部の最先端授業! 「合理的思考」の教科書


大まかに何が書いてあるのかというと、
①イメージで物事を判断しているので、注意しよう
②根拠が正しいか確認しよう
③世の中のデータは、報道する側の都合がいいように見えるように作られている

ということです。

この記事では、③世の中のデータは、報道する側の都合がいいように見えるように作られている について触れようと思います。

驚いたのが、喫煙者のうち、がんに罹患する人の割合は20パーセント程度だ、という点です。

喫煙者が肺がんになるリスクが4~5倍と私は記憶しています。
ものすごく大きい数字だと感じていたのですが、この本を読んで驚きました。
非喫煙者は5/100の確率で肺がんになる、喫煙者は20/100の割合で肺がんになる、と載っていました。(おぼろげな記憶をもとに記事を書いているので、正確な数字でないかもしれません。正確な数字を知りたい方は、ご自分でお調べください)
喫煙者でも、たった2割しか肺がんにはならないということです。
しかし、数字としては5:20になるので、割合としては4倍です。
つまり、肺がんになるリスクが4~5倍というのは、間違いではないわけです。

このようなデータとのトリックが、いたるところで使われているということです。

この本を読んで、日ごろから、数字の根拠がなんなのか、考えようと思いました。



この本を読んで、私が感じたこと

 与えられたもの=本当のことと思うのではなく、その根拠を考えて、自分でものを考えないと、判断したとは言えないと思うようになりました。
 ただ、探し出したデータにすら、どこかに対して都合のいいものだったりするかもしれません。そういう場合、何を信じればいいのかわからなくなる。時代や世相とともに善や悪の定義は変化します。なので、賢く生きるには、世相を読んで合わせるしかないのだと思います。


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