ダメな思考ルーティン
「明日やろうは馬鹿野郎」
とは上手に言ったものである。
万年馬鹿野郎な私は心からそう思う。
20数年生きてきたが、すっかり「明日やろう」の精神が身についてしまった。
具体的な思考ルーティンは以下の通りだ。
朝起きたら「昼からやろう」
昼になったら「まだ夜がある」
夜になったら「もう明日やろう」
課題に対して一ヶ月前から行おうと思っていた場合、上記のルーティンを一ヶ月間繰り返している。
ちなみに月単位での思考ルーティンはこの通りだ。
課題一ヶ月前「まだ一ヶ月もあるし余裕!」
課題一週間前「まぁ、まだ大丈夫っしょ!」
課題一日前「なんでもっと早くからやらなかったんだろう。今日は徹夜だ…。次の課題はこの反省を活かしてもっと早くに手をつけよう」
このように毎回毎回、反省をして、毎回毎回、同じ過ちを繰り返している。
どうして私は、なかなかやらなければいけないことに取りかからないのか?
その答えはやはり、「まだやらなくても大丈夫!」と別のことをしてしまっているからだろう。
「別のこと」の大半、私はスマホをいじっている。
LINEの返信をして、Twitterをみて、お気に入りのウェブサイトをみるという、私のお決まりのスマホルーティンは正直数十分で終わる。
そのあとすぐに、やることに取りかかればいいのだが、なぜか手をつけずに永遠にスマホを見てしまうのだ。
無駄にスマホを見ている最中、心のどこかで“やらなきゃいけないことがあるのに何してるんだろう。”っていう思いがある。
そして、「やるべきことを後回しにしてスマホをいじっている自分はダメ人間だ。」と、自己嫌悪を抱くようになる。
自己嫌悪は大きなストレスとなる。
そして、そのストレスの解消を私は食べ物に求めてしまう。
結果、無駄に暴食して、太る。
やることは終わらないわ、太るわで何も良いことない。
でも、変えられない自分。
私の好きな言葉に「生まれ変わるなら、生きているうちに」という言葉がある。
私がもし、この言葉の通りに現世で生まれ変われるとしたら、このダメな思考を抜け出した瞬間が、そのタイミングなんだと思う。
生まれ変われるのかな、自分。
正直、今はそんな自信はない。