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安芸高田市がコンテンツとして面白いって話

※政治の話がしたいわけではないです。

最近話題の「安芸高田市」がコンテンツとして面白くて、居眠り議員あたりから注目してます。

簡単に説明すると、
石丸市長という若い市長と、市のお年寄り議員達が対立しており、様々な事件やドラマが起きている感じです。

元々お年寄り議員が豪快にいびきをかいて居眠りしていたのを、石丸市長がどうなの議員?とtwitterで拡散、それを受けて、お年寄り議員達が石丸市長に恫喝したことで、市と議会が対立へ…という、あらすじです。

副市長編、議員定数半減案編、無印誘致編、中国新聞社編 と
エピソードがあり、立場や状況が徐々に変化していくのも見ていて面白い。

中国新聞とバトったあたりから、youtubeでも切り抜きが急増したので、気になったら見てみてください。

さて、ここで「なんで面白いんだろう?」といつもの考察をしてみます。

ひとつは、
「偉そうな老人に対して、
 若者がロジックを用いて本気で反論している状況」

を、あまり見たことがないから かなと思ってます。

構造としては、「ひろゆき」コンテンツと同じで、
・ひろゆきがロジックを用いて、ロジックが破綻している相手を論破し、
 論破された相手の感情が爆発している様子を見たい。
・順序よく整理された話は聞いていて気持ち良い。
・見ているとなんとなく自分の頭が良くなって偉くなった気持ちになる。

の、このあたり。
※発言の奇抜性や、知識量の幅などまだまだあるとは思うけど

ひろゆきコンテンツと違うのは、
・お互いに立場があり、
 議論の結果が施策実施の可否に直結するので、「本気度」が違うこと
・本気度が違うので、お互いの感情の高まりが毎度すごいこと
・議員側の発言が、身の回りにいそうな厄介な老人に近いため、
 老人が言い負かされている状況に奇妙さがあること

ようは、「ひろゆきよりも、ちょっとリアルで生生しい」のが、
普段生活している上で遭遇しないから、面白いのかなと。

あとは、切り抜き動画で、複数のエピソードがコンテンツとしてすでに存在するので、今現在見やすいってのもありそう。


ふたつめは、
「キャラ立ち、対立構造、ストーリーがしっかりしていること」。

最近メイドインアビスの作者がボンドルドのキャラ作りする時に、小池一夫先生の本を熟読したという話をきいて、ミーハーなので読んでみたのだけども、結構その内容に当てはまると思う。
※ボンドルドに当てはまるというわけではないので注意!

図書館で立ち読みした程度なので、ちょっと解釈違いかもしれないが、

正義の要素を持つ主人公に目的をもたせ、その対となる悪の要素をもつライバルに邪魔をされ、はじめは主人公側が失敗することで目的までの道のりが長いことを示し、いろいろ事件があって一回転することで、最終的には勝利をもぎ取る。

安芸高田市はわりとその通りに話が進んでいそうなので、人が好むストーリーになってそうだ。

▼石丸市長:主人公
安芸高田市をよくするために、全力をつくす正義のキャラ。
質の高いロジックトークを強さにもつ。
たまにちょっと言いすぎな発言を弱点に持つ。

▼お年寄り議員:ライバル
立場やプライドのためだけに、市長のすべてを邪魔する悪のキャラ。(※メディアの情報だけで見ればね。実情は知らない)
議員の過半数がお年寄り一派なので、強い。

議会が勝敗を決めるわかりやすい場となっており、最初のバトルである「副市長戦」では敗北、youtubeやSNSの力で状況が一回転しそうな気配を見せつつあるのが現在の状況である。
来年ぐらいだかに議員の選挙があるので、安芸高田市の市民が立ち上がり、老人議員を半数以下にするのが一旦の勝利になりそうな予感。

5年後ぐらいにドラマ化するんじゃないかな~


つらつら書いてきましたが、まとめると
・若者が老人をロジックで追い詰めている動画が
 切り抜き動画尺で複数あり、見やすいこと。
・わかりやすいキャラ立ちと対立構造があり、
 これから面白い展開に入っていきそうな気配があること。

この2つじゃないかなと、自分の中で結論づいて
気持ちよくなったので終わろうと思います!


明日も書けたら3日坊主じゃない!
飲み会で語るには微妙にキモい内容をこうして文章に起こすのは頭の整理になっていいですな


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