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映画刀剣乱舞 -黎明- 感想メモ

好きなとこ・イマイチなとこをざっくりまとめたメモ書きです。
ネタバレ有ります。


ひとこと感想

共通パートも個別ルート序盤も好きなのにオチの付け方が気に食わない乙女ゲーみたいな話だった。
仮の主と刀剣男士の出会いや関係性は好き。決着の付け方は好きじゃない。

好きなとこ

三日月と仮の主

三日月宗近と仮の主(ちょっと不思議な力を持つ女子高生)のボーイ・ミーツ・ガールが楽しい。

刀だけになった三日月とJK主の出会いのとこ、コミックシルフやARIAで100万回くらい見た気がするけど王道だから良いと思った。

JK主のギターバッグに入って移動してる三日月、良すぎる。
顔の良い男が刀の形になって女の子に運んでもらうしかない姿になってるのもサイコーだし、ギターバッグの中に危険物を隠して持ち運ぶやつもお約束だけど楽しい。

その後の人の姿を取り戻して抹茶ラテをマイペースに飲んだり、学校に着いてきて教室に入ってくるとか、"あるある"だけどオタクが絶対好きなやつをやってくれるの楽しかった。
三日月と女子高生の関係の描き方とか、現実世界に紛れ込んだ刀剣男士の描写はすっごい好き。

刀剣男士と仮の主

仮の主と出会う刀剣男士の描写は三日月以外もみんな楽しかったな~!
私は長義と政府の窓際族の人のコンビが好き。
長谷部とギャル審神者は私は嫉妬しちゃうから……あんまり見ないようにしてました笑

特撮っぽいバトル

アニメ的な外連味のある戦闘シーンは見てて楽しいね。

日本人みんな審神者になった

思いの力を取り戻した人たちの前に刀剣男士が顕現するの、夢がありすぎる。うちにも刀剣男士きてくれないかな!?

イマイチなとこ

問題の解決の仕方

乙女ゲームでヒロインが黒幕に対して「黒幕にも事情がある、わかりあうことはできないの?」って黒幕に語りかけたり説教し始めたり、対話でなんとかしようとするやつあるじゃないですか?
これやられた瞬間すげ~萎えるんだけど今回のオチは「これ」だったのでま~萎えたよね。

刀なんだから武力で決着つけたらええやん?そのへんの女に出しゃばらせるなよ。

歴史の敗者への救いの話

歴史の敗者に救いはいらねえんだよ負け犬は惨めに死ねと思っているオタクなので「歴史の敗者にも救いはあるべきではないか」というのが私は正直好きじゃなくてこの話題出てきた瞬間「つまんね~!」ってなってしまう。

ていうか刀剣乱舞、どの作品でも一生この題材の話してると思うんだけどそろそろ止めてくんないかな。

アクションシーンで刀剣男士の顔を映しすぎ問題

アクションシーン、刀剣男士の顔をアップにしすぎてるのでもうちょっと引きの絵も見たかった。
オタクが俳優さんの顔を見たい気持ちを尊重しすぎでは?

(今回スタントマンじゃなくて役者さん本人がアクションシーンやってるのがウリらしいので、スタントじゃないですよ~って証明するために顔ばっかり映してるんのかな?)

山姥切国広の見せ場が少ねえ

おい!!!!私は荒牧慶彦さんを拝みに行ったんだが!!!!!!!!!
まあ舞台挨拶の荒牧さんが可愛かったので許します。

まとめ

良くも悪くも乙女ゲー的というか、乙女ゲーというよりは「女性向けで女主人公だけど作品内で主人公は誰かと明確にはくっつかないがほんのり恋愛を匂わせる描写があるコンテンツ」っぽい、女向け界隈では良くある感じのコンテンツなんだけど、めっちゃ金と手間掛けてるからありがてえっすね。

見て良かったかと聞かれれば「良かった」と言える内容なので顔の良い男が格好いいアクションしてるのを見たい人、ファンタジー要素のあるボーイミーツガールが好きな人はぜひ見に行って欲しいな。

逆に骨太な歴史モノ戦記モノって期待していくと肩透かしにはなっちゃうのかな。私はどっちかっていうとこういう現代ゆるふわファンタジーが好きなので楽しかったです。

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