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女性が活躍すると、日本経済は発展する?

女性活躍というフレーズも聞き慣れてきて、もはや今更、わざわざ言うのも恥ずかしいくらいになってしまっています。
ですが、現実を見るとまだまだ日本は「女性活躍」には程遠い気が…しませんか?

衆議院の女性議員数が10%とか、男性の育休率が3%とか…
結局ワンオペ育児とか。
どうしてなかなか女性活躍が進まないのでしょうか。
それって、女性が活躍したら実際、日本はどうなるの???っていうイメージを共有できていないからなのではと思います。

結論からいうと、女性が活躍するとGDPが上昇するんです。
…って世界中の研究家やら機構やらが言っているんです。

なにも、家の中に閉じ込められている女性たちを解放するための施作、ではないのです。
ワンオペ育児に嫌気がさして、キーッってなっている女性たちを助けるための提言、ではないのです。

2010年 ゴールドマンサックス

日本の女性就業率が日本の男性並み(およそ80%)に上昇すれば、日本のGDPを最大15%押し上げる。


2011年 APEC(アジア太平洋経済協力会議)「女性と経済サミット」

日本の女性労働力率を男性並みに上昇させれば、日本のGDPは16%上昇する。
※当時アメリカ国務長官だったヒラリー・クリントンの演説より


2012年 OECD(経済協力開発機構)

日本における労働参加の男女格差が解消されると、今後20年で日本のGDPは20%増加する。


2012年 ECB(欧州中央銀行)ラガルド総裁

日本の潜在成長率は急激な高齢化により低下する。それに歯止めをかけるには、女性の就業促進がカギ。日本の女性労働力率が他のG7並みになれば、日本の1人あたりのGDPは4%上昇する。仮に欧州並みになれば、8%上昇する。
※クリスティーヌ・ラガルド…2019年 フォーブス誌の”世界で最も影響力のある女性”第2位


2012年 IMF(国際通貨基金)

日本が女性による労働参加をG7レベルに引き上げられれば、一人あたりのGDPは4%上昇する。


2012年 男女共同参画会議基本問題・影響調査専門調査会報告書

女性の潜在労働力の就労により、日本のGDPが1.5%増加する。


いかがでしょう。
世界中の専門家がこのように言っています。
それも、結構前から言われているんですよね…バブル崩壊からにっちもさっちもいかない日本にシビレを切らして提言されていたのかもしれませんね。

そこから10年近く。
内需の力で景気を上昇させるには、女性の力が必要!ってことです。
それも、社会を変えるためにはなるべく責任のあるポジションに就くことが大切。

理解のある男性上司が現れるのを待っているだけでは難しいかもね。
自分の意思ではなく、「社会に必要とされているから」という意識で手を挙げたりお仕事を受けたりしてみてはいかがでしょうか。
きっと、自分の経験や女性としての感覚を生かすことができると思います。

少なくとも、私はそういう意識でこの20年やってきました。
当然「目立ちたいだけだろう」「仕切りたいだけだろう」って言われることもあったし、
ひどい人は「身体で仕事取ってる」という人も。
(身体で取れる仕事があったら教えて欲しいよね。仕事なめんじゃねぇ!)

でも良いんです、言わせておけば。
結果を出すまで諦めなければ、きっと誰も何も言えなくなります。


ありがとうございます😊 引き続き優良な情報をお伝えできるように頑張ります!