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ふらっと入った町中華が絶品だった話

 横浜でキヤアンティークスさんに寄った後、グーグルマップ見つけた良い感じのラーメン屋さんが休業だったこともあり、途方に暮れてた私。近隣で手頃なところがなく、みなとみらい方面に歩いて何か探すことに。

 てくてく5分、元町中華街を越えたあたりで一件の町中華が目に留まる。店構えはあんまり新しくはなく、店頭のメニューも普通なんだけど、値段が手頃で空いてる。ちょっと逡巡したが、まー空腹だし何食べても美味いか、いいやと入店。

 わお、いっちゃん正面の目立つ席で、店員さんがまかない食ってるジャン、、その店員さんにカウンターを指刺され、座る私。なーんか一抹の不安が。。。 

 木耳に惹かれて、五目焼きそばを注文。しばし待つ。相変わらず、店員さんはまかないを飯食べながら、タンクトップのお兄ちゃん(店員?)と何やら雑談しとる。。。笑
 
 不安感マシマシで待ってると、無骨な感じの大将がカウンターの奥で調理を始めた。おぉ、中華鍋のさばきが凄い、大火力の竈で巨大な中華鍋を炙りつつ、チャーハンを炒めてるんだけど、縁からフワッとチャーハンが舞ってひっくり返る。クックドゥのCMみたいな感じ。空中でキレーに弧を描いてる。あー、この人、熟練見あるなぁ。竈と中華鍋がぶつかるのと炎の音が賑やか。麺が上がったら具を炒める。ソースを絡め、片栗粉をふわっと入れてとろみを着けるんだけど、これを全部、クソデカ中華鍋でやるんだよねぇ。中華の調理風景って、なんか引き込まれるなー。

配膳

 ぼーっと眺めてるうちに五目焼きそば到着。良い香りに期待し、さっそく一口。麺が・・・・神だ。表面パリパリ、裏面しっとり。食感がまー絶妙すぎる。そーいや、中華鍋で麺を炒めてたとき、縁からふわっと飛ばすけど、ひっくり返さずに確かに空中でビタッと静止させてた。あぁ、片面だけ焦がしてたってことか。上海焼きそばの名店・梅林にも対抗できるよ、この麺の出来具合。
 
 五目は木耳、海老、烏賊、帆立、蒲鉾。具沢山さんで満足。しかも、フリーズドライじゃない。食感が良い感じのシーフード勢。烏賊は飾り切りもされとる。途中で味変しようかとも思ってたけど、忘れて一気に食べた。

 スープも捻ってて良き。梅風味の酸辣湯。長芋とアサリも入ってるね。初めて食べたけど好きだわ。ちょっと辛いか、、、と思ってたら、デザートが杏仁豆腐なんだよな。スープ辛かった分、優しい甘さに思わずほころぶ私。これで850円、感服だな。

 なんか思ってた10倍美味しかったわ。というか町中華で過去イチかも。満腹満腹。元神戸在住だから、横浜ってライバル感あったんじゃけど、横浜が少し身近になったよーな。それは言い過ぎか笑。なにはともあれ、ご馳走様でした♪


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