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【ARISE LIVE 先駆けレポート】 KDDIのニューノーマルへの取り組みを紹介!

XR系オンラインイベント『ARISE LIVE』が今週の金曜日に開催します!

『ARISE』の初のオンライン開催!
ARISE LIVE第1回目となる今回は、NTT Docomo、KDDI、SoftBank、楽天モバイル各社からXR事業に携わる担当者の方に登壇して頂き、『ニューノーマル時代のXRコミュニケーションのあり方』について議論を交わします。

コロナが社会の変動を促す一方で、5Gの商用化開始や新たなAR/VRデバイスの販売開始など、XR業界を取り巻く環境は大きく変化しています。
そういったいわゆる『ニューノーマル』の時代で発揮されるXRの役割や価値とは?この問に関して、その最前線で取り組まれているゲストの方々と議論を深めます。

開催に先駆け登壇各社のこれまでの取り組みを紹介していきます。
(*昨日は「NTT Docomo」の取り組みを紹介しました

今日は「KDDI」のXR領域での取り組みの紹介です!

MRグラス『NrealLight』を活用した体験のアップデート

KDDIは中国のスタートアップNreal社が開発するコンシューマ向けのMRグラス『NrealLight』を活用した取り組みを積極的に行っています。

例えば、スポーツの分野では、春高バレーなどで実際にNrealLightを使った実験が行われてします。2020年の1月に行われた春高バレーでは、NrealLightを装着することで、チームのアタック成功率やブロック数などのデータ、出場選手の情報などをリアルタイムに確認できる体験が提供されました。

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<NrealLightから見たAR観戦イメージ>

コロナで中止になってしまいましたが、豊田スタジアムでサッカー観戦をNrealLightでよりリッチにする企画もありました。ニューノーマルの時代にどのようなスポーツ観戦体験を提供するのか楽しみです。

一方で、文化の側面からは凸版印刷と共同で、XR技術とアミューズメントを融合させる取り組み「AR Museum―国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱」が行われました。こちらはNrealLightを用いて日本の文化財である国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」を間近で鑑賞する機会を創出するデジタルコンテンツになっています。

Spatial : AR会議システム開発

KDDIはXR事業において、積極的に国内外のパートナーと連携をとっています。そのなかから3つ「パートナーシリーズ」として紹介していきます!

1社目がニューヨークを拠点に活動をしている『Spatial Systems社』です。

Spatial社はARもしくはVR空間上でユーザーのアバターを操作することで現実世界のようなコミュニケーションを実現できる技術を開発しています。

KDDIはSpatialと連携をとり、「「NrealLight」を活用したAR会議システム・コミュニケーションサービスの開発」を目的にコミュニケーション領域での研究を進めています。

リモートワークの需要が高まるニューノーマル時代のソリューションとして今後ますます注目が集まりそうですね。

Sturfee : 街スケールの3Dマップ開発

KDDIは、衛星写真から3Dマップ生成して位置と向き情報を得ることができる技術「VPS」を開発するアメリカの企業『Sturfee』ともパートナーシップを結んでいます。

今よりリッチなAR体験を届けるために、現実世界のデジタルコピー、いわゆるデジタルツインの構築が求められています。VPSはそれを実現するために期待されている街の3Dマップ作る技術で、SturfeeはVPSプラットフォームの構築を目指している企業として知られています。

<VPS Content Delivery in Shibuya Crossing, Tokyo>

KDDIはこの取り組みで、スマートフォンやスマートグラス上でナビゲーションや、EC ショッピング やゲームの実証実験などをコンシューマ向けを想定して行うとともに、企業にとってもソリューションを提案していくようです。

Facebook Japan : フューチャーポップアップストアの開設

同様に、Facebook Japanとは、XR技術を活用したネットとリアルが融合する次世代のショッピング体験のコンセプトモデルを実証する「新規ウィンドウが開きますフューチャーポップアップストア」の取り組みを始めています。

Spark ARを活用して開発したInstagramアプリのARフィルターによるトライオンAI店員による接客から総合ショッピングモール「au PAY マーケット (au Wowma!)」と連動した商品購入などの取り組みが考えられています。

ニューノーマルの時代には人間との接触を少なくしたショッピングの形が必要とされており、この取り組みはニューノーマル時代のショッピングのモデルケースになるのかもしれません。

『CEATEC 2019』から見るXR領域での取り組み

昨年開催された『CEATEC 2019』ではKDDIの5Gを活用した取り組みのデモが多く展示・紹介されていました。

5G時代のサバゲー「AR戦国シューティング」や画面の中から好きな音だけ大きく聴けくことのできる「音のVR」、そしてXRで実現するどこでもドア「XR Door」などなど、XRと5Gをかけ合わせた取り組みが数多く紹介されていました。

ご興味のある方は↓の記事に詳細がのっていますので、ぜひ参考にしてください!

5Gによる技術の後押しで、XRのユースケースがさまざまな領域で登場しています。ニューノーマルの社会の変化とどう融合していくのか楽しみです!

加速する『渋谷エンタメテック推進プロジェクト』

KDDIと聞いて真っ先に思い浮かぶ取り組みといえば、こちらではないでしょうか?

2019年より始まった『渋谷エンタメテック推進プロジェクト』は「渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに渋谷区とKDDIが中心となって進めているプロジェクトです。

KDDIの持つ5Gを始めとしたテクノロジーを使い渋谷が目指す『創造文化都市』を実現するこの取り組みですが、そこにはもちろんXRが要素として組み込まれています。

<ARとVPS技術によるDX実証実験>

またコロナの状況下では、「渋谷」らしいコンテンツを発信・体験できることをコンセプトととしたプラットフォーム『バーチャル渋谷』が展開されています。

攻殻機動隊の新シリーズの公開と合わせて開催されたプロモーション『渋谷攻殻 NIGHT』も、VRプラットフォームclusterやARアプリを連動させた企画として話題を呼びました。

<#渋谷攻殻 NIGHT by au 5G>

リモートからもその場所にアクセスできる『バーチャル渋谷』のようなデジタルツイン構築の取り組みは、ニューノーマル時代のコンテンツプラットフォームとなる可能性を存分に秘めているので期待ですね!

興味を持たれた方はARISE LIVEへ!

KDDI社は、MRグラス「NrealLight」やXRの根幹技術やコンテンツを開発する企業と連携をとって、XR領域でネットワークを構築しているようです。

そのうえで5Gネットワークを活かせるようなコンテンツづくりに取り組まれているので、KDDI社が持つアセットがパートナー企業のアセットとどう組み合わさって社会に変化を起こすのか楽しみです!

このような積極的にXR事業に取り組むKDDI社から、5G・XRサービスの企画開発を中心で進める⽔⽥修氏をお招きしたイベントを6月26日の19:00から開催します!

このイベントでは、KDDIに加え、NTT Docomo、SoftBank、楽天モバイルの各社からXR事業担当者の方をお呼びして、「ニューノーマル時代のXRコミュニケーションのあり方」というテーマでお話をお聞きします。

興味のある方はぜひ↓のサイトより参加登録をお願いします!
懇親会も用意していますので、ぜひご参加ください。




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