続ブルネイ・ダルサラーム国訪問
2019年9月8日。成田国際空港からロイヤルブルネイ航空を使い、一路ブルネイへと向かう。丁度その頃日本には台風が接近しており、飛行機は台風を避けて飛んだ。
機内食は魚か肉か選ぶことができ、僕は魚にした。メニューは残念ながら回収されてしまい、撮影をすることは叶わなかったが、ミーゴレン(インドネシア風の焼きそば)はかなり美味しかった。日本からの便ということもあってか、和風の味付けのものが多かった印象がある。
約6時間半をかけてブルネイ国際空港へと到着、時差は-1時間なのでほぼ日本と同じである。ムスッとした入国審査官の審査を受けてから空港ロビーへ向かい、現地の通貨であるブルネイ・ドルへ両替を行う。実はブルネイでは殆どの店でカードが使えるため、そこまで両替する必要はない。
現地の送迎ドライバーと合流し、我々が泊まるザエンパイアホテルへと向かう。その途中、数台の白バイと黒いベンツが対向車線を走り去っていった。すると添乗員が「あれは国王の車で、国王自ら運転している」というのだから驚いた。日本でも上皇陛下がホンダ・インテグラを運転されていたというニュースは以前聞いたことがあるものの、流石に高速をベンツでかっ飛ばすといった話は聞かない。しかもこのベンツ、国王のコレクションのうちの一つであるというのだから驚きである。
そんなこんなでエンパイア・ホテルへと到着した。とにかく広く豪華絢爛である。はじめにデポジット代として一人当たり100ブルネイ・ドル(=8300円)を請求され、部屋へと案内される。ホテル内はいくつかの建物に分かれており、我々はウォーターフォールビルの一室に泊まることとなった。ちなみに各建物は離れているため、無料でバギーを呼び、それに乗り移動することができる。
室内はとても広く、日本でいうスイートルームとほぼ同等である。流石金持ちの国ブルネイの最高峰ホテルと言ったところか。全ての館内でWi-fiが無料で使用でき、速度もかなり早い。多分今後これ以上のホテルに泊まることはまず無いだろう。夕食はホテル内のパンタイというビュッフェ形式のレストランで済ませた。価格は55ブルネイ・ドルと割と高額ではあるが、その分美味しかった。
1日目の滞在はここまでで終了。