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八極拳や内家拳(太極拳、八卦掌、形意拳)に必要な蹴りの練習!!

八極拳のような近接技法に特化した武術や、太極拳、八卦掌、形意拳などの内功や気功を使う内家拳を練習する人は、蹴り技の練習を軽視する傾向にあります。

実際、上記の武術において、蹴り技を使う頻度は、少ないと言えます。

しかし、上記の武術は、ただ蹴り技として、使用していないというだけで、蹴り技は深く関わっています。

つまり、蹴り技の練習でつちかった、技術や身法を活用して、技を打ち出しているという事です。

蹴り技の練習によって形成された、身体的な土台があって、初めて上記の武術の技は、高い技術と威力を作る事ができます。

何故ならば、中国で練習する武術の技術は、下半身から力を発生させる事を中核としている為です。

そして、このような柔軟で強靭な下半身を、形成するために、効率的な練習法が、蹴り技の練習だと言えます。

また、中国武術には、複数の種類の蹴り技があり、それぞれの形態に、身体形成の用途があります。

これを理解した上で、それぞれの蹴り技の練習を行えば、さらに効果は高くなります。

もちろん、高い位置を蹴り上げたり、アクロバティックな蹴り技が、出来なければならない訳ではありません。

蹴り技の練習内容を知り、続ける事で、中国武術に必要な下半身の形成が成されるのだと言えます。

最近、当noteの教習用記事において、蹴り技の記事を複数アップしていますが、中国武術を基礎から教習する上で、蹴り技の解説は、上記の理由で外せないためです。

中国武術を本当の意味で練習し、習得するためには、絶対に必要な事だと言えます。

蹴り技の練習を外した教習は、問題があると言えます。下記は、当教室noteの蹴り技の解説記事のリンクです。よかったらご覧下さい。


中国武術の「括面脚」についての解説!!

中国武術の「擺脚」の解説!!

中国武術と格闘技の蹴り技の違いと基礎概念


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