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八卦掌の門派(流派)!!程廷華と尹福の八卦掌

八卦掌は、清朝後期に『紫禁城』で宦官であった『董海川』によって創始されたと言われています。

『八卦掌』という名前は、『董海川』の世代よりも、大分後になってから使われるようになったようです。

この『董海川』には、有名な弟子が二人います。

そして、この二人の系統が『八卦掌』の二代門派と言われています。

その一人が、『程廷華』であり、この系統の『八卦掌』を『程派八卦掌』と呼びます。

この『程派八卦掌』は、主に民間の間で伝わりました。

また、一説では『程廷華』が『少林拳』を学んでいたため、『少林拳』の影響を受けているとも言われています。

もう一人が、『尹福』です。

『尹福』は、『八卦掌』を創始した『董海川』と同じく、『紫禁城』内で警護の仕事をしていました。

この、『尹福』の伝えた『八卦掌』を『伊派八卦掌』(尹式八卦掌)と呼びます。

この『尹派八卦掌』は、例外はありますが、主に『紫禁城』内の警護職につく者に伝えられました。

そして、『尹福』は、同じく『紫禁城』内で警護の職についていた『宮宝田』に『八卦掌』を伝えました。

当会で練習している『八卦掌』は、この『宮宝田』から伝わった『尹派八卦掌』であり、『宮派八卦掌』とも呼ばれる場合がある系統です。


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