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なぜ、思い通りにならないとわかっている子供を思い通りにしようとして、私たち親はイライラするのだろう?

子育てって、想像以上に大変ですよね。

私は、10年以上教育に携わってから親になったので、発達に関しての知識や子育てのコツ、保護者の向き合う悩みなど知っていましたし、発達障害があって付き合うことが大変なお子さんたちとずっと関わっていたので、子育てはかなり楽に感じていた方だと思います。

でも、やっぱり大変だったんです。その大変さがどこからきているかも、すごくよくわかっていました。

ようこそ!

こんにちは!ブログに遊びに来てくださりありがとうございます。

元教員、発達障害のある子を専門に、通級や特別支援学級、特別支援学校で16年間教えてきた「はっちゃん」です。
ここ数年間は、東京都の市区で講師講演を依頼されることもあり、
のべ1200人以上の先生方や保護者の方に思いを伝えてきています!
2024年1月に流産し、メンタルがドン底に。
残念ながら、そのまま退職しました。

でも、私もきっと、まだまだ役に立てることがある!と、
発達障害の子を育てるパパ・ママや、学校や療育期間でケアに携わっている人に、コーチングの考えを用いた、前向きになる情報を発信しています!
保護者の方、教員の方、支援者の方、質問があったら悩まず気軽にご相談を。90分無料で相談に乗ります。
相談はinstagramのDMからどうぞ!👇

子育てでイライラする理由を考える


なぜ子育て中にイライラしてしまうのでしょうか?
私が大好きなアドラーやエリクソンの考えた心理学から見てみると、
以下のことが考えられます。

  1. 思いどおりにいかない日々: 子育ては予測不可能なことが多く、思い通りにいかないことが日常茶飯事ですよね。予定が狂ったり、子供が思い通りに動かなかったりすることがイライラの原因に・・・。

  2. ストレスの蓄積: 子育てには様々なストレスが付きもの。睡眠不足や育児負担、個人のニーズや時間の確保の難しさなど、ストレスが蓄積されることでイライラが増えることがあるんです。

  3. 自己責任感: 育児中のイライラの対象は自分だったりします。なぜなら、自分が、子供に対してイライラしていることが許せないからです。自己責任感がストレスとなり、イライラを増幅させることがあるんです。ドキ!

  4. 感情のコントロール: 子供にイライラしてしまうという結果に気づくと、今度は自分自身の感情をコントロールできないことがストレスとなりえます。怒りや焦燥感を抑えられないと、イライラが募ってしまう・・。

子供を思い通りにしようとするからイライラする


子育て中のイライラは、親が子供をコントロールしようとするときに怒ります。例えば、子供が朝ご飯を食べないとか、片付けをしないとか、自分の思い通りにならないときって、ついついイラッとしちゃいますよね。

ですが、親が子供を思い通りにしようとするのは、「思い通りになるはず」という思い込みがあるからです。それで、思い通りにするためにあれやこれやをして、うまくいかないからイライラする。

相手が一人の意思をもった人間であるということを忘れると、子供を思い通りにするために、強い言葉を使ったり、嘘で脅したり、時には手を出してしまう場合もあるでしょう。

そのような保護者の子どもは、共通して自信がありませんし、
自分で自分の意見をもてません。相手の出方をみて、
「そうだね」
とあわせていても、本当にそう思っているのかすら
本音が自分でわからないということも多いのです。
本音をもつことが許されなかったからです。
そのような子育てだったからです。

保護者会などでアンケートをとったり、面談をしているときに聞くことがあります。「将来どうなっていてほしいですか?」と聞きます。

お子さんには、将来どうなっていてほしいですか

しかし保護者のみなさんは、今日明日のことで悩んでいるので、将来についてはあまり考える余裕もなく、はっとその場で考えるんです。出てくるのは、「好きなことで仕事についてくれていれば」ということばかりです。

でも、

自分の本音がわからない子が、
自分の好きなことを知っているでしょうか?
好きなことに打ち込めるでしょうか?
得意なことを見つけられるでしょうか?
得意なことで、仕事につけるでしょうか?

子供が自分の本音を尊重できる、
子育てをできているのでしょうか、
ということなのです。

子供はそれぞれ個性があって、自分のペースで成長していくもの。だから、親が子供の個性を受け入れて、自由に成長させてあげることが大切です。

まとめ


子供が思い通りにならないときは、ついイライラしてしまいます。

私の結論は、子供とのコミュニケーションを大切にして、
一緒に解決策を見つけていくことでイライラはとても減るということです。

子育ては、親も子供も一緒に成長するプロセスです。
将来30歳くらいになった時に、どんな人生を送っていて欲しいか
いつも頭の片隅におきながら付き合えば、
子供を尊重したやりとりができるでしょうし、イライラが減るのです。

イライラしてもいい。イライラしたら、
ああ、私はこの子をコントロールしようとしていたんだな、
と毎回気付いて修正していけばいいのです。

難しい?きっとあなたとお子さんのちょうどいい育児を考えるきっかけを提供できると思います!気軽にDMしてくださいね!


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