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チェーンソー講習会モニターツアーDAY1

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昨年から取り組み始めた古道整備を当初から手伝って下さるトレイルランナーでサイクリストでもある福井さんを講師に招きチェーンソー講習会モニターツアーを開催させて頂きました。
福井さんは結婚を機に新城に移住したという経緯をもち、新城市内で間伐や下草狩りなど山林整備を中心に活動する特定非営利活動法人でボランティア活動として緑化整備や環境整備なども行っています森林真剣隊としても活動されていて、新城奥三河の山を愛する方でもあります。

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僕らが楽しむマウンテンバイクも日頃の整備を怠ると山のなかで、想定していないトラブルがあったときに命にも関わる事案に発生する可能性もあります。マウンテンバイクはほとんどのユーザーが専門店で購入されるので、それなりに知識を持っている方が多いと思いますが、ホームセンターやインターネットでも簡単に購入できるチェーンソーは、使い方はもちろんメンテナンスの仕方すらよくわからない。
昨年から古道整備でチェーンソーを使うことが非常に多くなりましたが、チェーンソーの基本の使い方すら把握できておらず、命の危険にも関わる道具を扱う自覚はあるものの、実際フィールドで使う際に何となく使っていたので今回福井さんに講師になって頂き、モニターツアーとしてチェーンソー講習会を開催させて頂きました。

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二日間にわたって開催させて頂きましたチェーンソー講習会のスケジュールは一日目座学を学び、午後からは #ライド新城 を楽しみ2日目に実際森に入って実技を行う工程で行いました。
残念ながら生憎の雨になってしまったので当初雨でも実施できるふれあいパークに会場を変更し開催しました。参加する方全員が早く木を切りたい衝動があったと思いますが、気持ちを抑えてもらい福井さんに用意して頂いた映像をモニターを見ながらまずチェーンソーの構造について学び、実際にチェーンソーをバラシて、目立てやメンテナンスを行う。
チェーンソーを扱ううえでこの作業が非常に重要なのはわかっていましたが、実際はどうやってやるかもわからないので非常にためになりました。安全に扱うのはもちろん、日頃のメンテナンスはチェーンソーを永く愛用するうえで重要なファクターであり、さらには実際使ううえで燃費にも関わることなので非常に勉強になりました。
目立て作業とメンテナンスの後は実際に丸太を切る作業に入りますが、目立てしていないチェーンソーと目立て後のチェーンソーの切れ味は一目瞭然。ここはマウンテンバイクと同じで日頃のメンテナンスの重要性を体感させて頂きました。



チェーンソーの資格について
個人的に使用するのであれば特に制限はありませんが、業務でチェーンソーを使用する作業に従事する場合、「特別教育」を受ける必要があります。
これは労働安全衛生法の第59条(安全衛生教育)によるもので、事業者(雇用者)に義務づけられた、労働者の安全を守るために必要な教育です。
その内容は学科と実技に分けられ、以下の表の通りに定められています(安全衛生特別教育規程10条 労働安全衛生規則36条8による)。
労働安全衛生規則35条によると、雇用主が労働者に対して特別教育をおこなうこととされていますが、直接雇用主が指導するのではなく、ほかの団体や機関での講習を受けるのが一般的です。

DAY2に続く…


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