あれから3年

ちょうど三年前の今頃は新城で活動をするかどうか迷いに迷っているときだった。一人だったら即決でチャレンジしていたと思うけど大事な家族がいたのでとにかくそれで悩んで新城に何度も通っていたのをなんとなく思い出す。
あれから3年。当時4年生だった子供が卒業式を迎えてこの春中学生になる。そして僕の協力隊としての任期が終わる。とにかく焦りに焦った3年だったので僕にとっては失ったものも多いけど、逆に子供はすくすくと育ち、昨年冬には嫁の身長を越えて、今では僕の靴が履けるようになるくらい大きくなった。
彼の学校はというと、東京リベンジャーズ並みの学級崩壊が起こるほど荒れた環境だったようですが、おそらく相当のストレスがあったと思いますが僕らにはそれを感じさせず、自分というものをしっかり持って成長してくれた。今日初めて子供も大好きな担任の先生としっかり話すことができましたが、先生が少し涙を見せるほど子供は学校でもきっとしっかり自分を持ってやっていたのを感じた。この凝縮した3年間を思うと、今まで生きてきた中で一番感動した卒業式だった。

子供も僕もこの春から否が応でも環境が変わる。僕も子供もチャレンジした先に何かがあることをスポーツを通して教えてもらったので、きっとたくさんの挫折や失敗や落ち込むことがあっても立ち上がり再びチャレンジするだろう。卒業おめでとう！そしていつも僕にパワーを分けてくれてありがとう！
現状維持は僕にとっては死に値する。これからも自分がチャレンジし続けられる場所を切り開いていきたい。