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4旗竿地の鬼才です。相続は難解か??

前回のお話しの中で「相続直後のものは、大幅値引きの可能性はより高くなる場合があります」と書きました。その理由はいかなるものかという質問が多数ありましたので、今回はそのことについて説明していきます。

どうして相続直後のものは、大幅値引きの可能性がより高くなる場合があるのか。それは「相続の本来の目的を考える」ことと、「過疎地と都市の両方の目線で状況を考える」ことで説明がつきます。

でははじめに「相続の本来の目的を考え」てみましょう。最も考えられるケースは、「ある不動産の所有者が亡くなり、所有権を子供に移す」ことです。例えばあなたの家が持ち家で、両親ともになくなったと仮定すると、概ねあなたたち兄弟に相続されることになります。

注目すべきは次の、「過疎地と都市の両方の目線から状況を考える」です。生まれも育ちも実家も都市部の人はやや想像しにくいかもしれませんが、つまりこういうことです。仮にあなたに兄弟がいない、もともと地方出身であり、進学や就職等で都市部に住んでいるとします。あなたの両親が亡くなった場合、地方にある両親の家は、あなたが相続することになる可能性が大です。

しかしあなたは既に生活の基盤を都市部に移している場合、どうでしょう。

とまぁ、概ねそういうことになります。

これは懇意にしていただいている不動産会社社長のご意見ですが、手持ちの物件はとにかく放置しないことが重要とのことです。

家が新しいなら、借り手も買い手もつく可能性があります。しかし放置すればするほど家は痛み、その価値は下がっていきます。

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地方に物件を放置している皆さん、一度思い切って処分を検討してみてください。場合によっては僕が買います笑

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