理想への1ミリの1歩をもっと大切に肯定しよう
こんにちは。東京のとある病棟でパート看護師をしているはなといいます。
今日は、夢想で終わらせないための小さな歩みを、自分を励ますつもりで書きます。
私は
地域の人々がお互いにケアしあえる場所つくり
このビジョンを掲げ、看護師という肩書きをベースに、地域での関わり方を模索しています。
1ミリ踏み出すために始めたこと
今私は「社会的処方」を読んでいます。
この中で、湯浅誠さんの「こども食堂」に対する思いを語った「1ミリを進める」という文章の抜粋が書かれています。
私も、1ミリを軽視していたり、もっと大きなことをやらなきゃ、とか考えがちでした。でもそれでは、夢想に終わってしまうのだと気づかされたのです。
地域の人々がお互いにケアしあえる場所つくりに向けた、関係ないようで関係ある1ミリの方向性を、もっと大切に肯定しようと思いました。
では、今の自分の1ミリの方向性はなにか?
看護師の存在を役立たせる学び
まず、地域の人々とお互いにケアしあえる場所つくりでは、看護師の私の立ち位置を考えてみました。
地域の人々とかかわるとき、看護師の私のアイデンティティーって、
「ちょっと体のことについて教えて」にこたえられる
ことではないか、と思っています。
「看護師さん、ちょっと教えて」という時って、体の不調や、病気に対する不安なことが多いですよね。
しかし、その場合幅広い病態の知識が必要なわけで、そんな「ちょっと教えて」に対して、ちゃんと答えられる自信がないです。
だからといって、幅広い病態の学びを深めることはとても大変で時間がかかるもの。
しかも、質問に答えられる「特化」した病態も、私にはない。
私ができることはなんだろう?
それなら、
①特化した知識を持とう。
そんな考えに至ったころ、職場の病棟で「呼吸」の重要性を実感し、
②呼吸ケアについて学ぼう。
と思っていたころでした。
この2つの思いから、呼吸療法認定士取得へ向けて勉強を開始し、無事合格しました。
ブログでは、呼吸療法認定士を目指した理由を書いています。
だからといって、呼吸ケアをすぐさま実践できるわけではなく、呼吸に関してなんでも答えられるわけでもなく・・・。
呼吸療法認定士1年生として、これからさらに実践と学びをしていかなくてはなりません。
社会的処方の活動を体験するきっかけを探す
社会的処方というしくみを知り、私も「地域の人々とお互いにケアしあえる場所をつくりたい」と思いました。
しかし、実際の社会的処方の活動は
どこでやっているのか
どこにいけば似たような思いをもった人がいるのか
何をしたらいいのか
がわかりません。
そのため、「社会的処方研究所オンラインコミュニティ」に参加し
「野帳~Field Note」を購入してみました。
野帳~Field Noteは、まちにある社会資源のリサーチをおこなうためのノウハウが詰まっているようです。
いまの日本には、そして私の住む都内には、たくさんの社会資源がすでにあります。
野帳~Field Noteを使って、すでにある社会資源と社会的処方とつなげるための小さな歩みができるかもしれません。
飛び出す勇気をください
野帳~Field Noteが手元にきたら、次の試練は
まちに飛び出す勇気!
まちの中に探しに行く勇気!
勇気を出して1歩踏み出したら、またこちらに活動記録を残します。
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